
こんな疑問に答えます。
Task1の種類
IELTSライティングのTask1では、主に下記の6種類のタイプから出題されます。どのパターンもある程度書き方をおさえて置くことが重要です。今回は実際に円グラフの問題を例に書き方を解説していきます。
ライティングTask1の種類
- 棒グラフ
- 円グラフ
- 表
- 折れ線グラフ
- 地図
- ダイアグラム
採点
IELTSライティングでは、まず採点基準を理解しておくことが重要です。採点基準は以下の4つです。
Coherence and Cohesion: 内容の一貫性(25%)
Lexical resources: 語彙力(25%)
Grammatical range and accuracy: 文法(25%)
詳しくはここでは述べませんが、採点に関して詳細が知りたい方は以下のリンクを参考にしてみてください。
IELTSのスコア採点基準とその仕組み(Band descriptors)
ストラクチャー
まず、IELTSライティングの対策をしていく場合、Task1でもTask2でもストラクチャーを覚えるのが有効です。
ストラクチャーとはエッセイをどのように書くか大まかな骨組みのことです。英語でのエッセイはある程度骨組みが決まっており、まずはこの骨組みを覚えることが重要です。
おそらくIELTSを対策されていく中で様々なストラクチャーを見かけていると思います。対策においてどれが正解でどれが不正解ということはありません。今回は本校でお伝えしているIELTS Task1のストラクチャーをお伝えします。
- 1. Introduction(導入)
- 2. Overview(概要)
- 3. Body(メイン)
導入、概要、メインという構成になっています。今回は、グラフの内容が、シンプルな内容なので、特に、Bodyを2つに分けずに、1つでまとめていきます。グラフによっては、まとめる内容が多く、2つに分ける必要がある場合もあります。
Bodyを2つに分けるタイプは前回の、棒グラフの書き方の記事で説明しています。こちらを是非参考にしてみてください。
必ずしもこの形で書くのが正解という訳ではなく、あくまでIELTS対策のストラクチャーの1つとして考えてください。
問題
今回はこちらの問題を使用します。
アウトライン
問題の意味を確認したら、アウトラインを考えましょう。
Task1、Task2どちらも描き始める前にこのアウトラインを固めてから書くようにしましょう。ただし、Task1は時間が20分と限られているため、あまり時間をかけすぎないように注意しましょう。
例えば、
概要
- 両グループでもっとも大きい要因はAchievement at workである
- 次に大きな要因がdoing hobbies(これもどちらのグループも共通)
Body
- 30才以上では、3番目にfinancial securityその次に、being with family
- 30才以下では、3番目にgood appearanceその次にtravelling
今回はこのようにまとめてみました。特に正解はないので、グラフをみてわかる情報をパッとまとめられるようにしていきましょう。
Introduction(導入)
まず、IELTSライティングのイントロを書いていく際、問題文の言い換えをする必要があります。今回の問題文はこうなっています。
では言い換えた文をみていきましょう。
ポイント
- show→illustrate
- depending on ~(〜に応じて)
Overview(概要)
次にOverview(概要)です。イントロの文章がかけたら、次に2~3文で概要をまとめましょう。概要の文は円グラフをみて、顕著な特徴を2~3個ピックアップし、それらをまとめていきます。
今回は先ほどアウトラインで考えた
- 両グループでもっとも大きい要因はAchievement at workである
- 次に大きな要因がdoing hobbies(これもどちらのグループも共通)
これらをまとめます。
ポイント
It is clear that ~(that以下が明らかである)は、Overviewの段落では非常に使える表現です。
その他重要表現
account for (〜を占める)、the second biggest 〜(2番目に大きな)
Body(メイン)
次は、Body(メイン)です。こちらも先ほどアウトラインで考えた内容をまとめていきましょう。
- 30才以上では、3番目にfinancial securityその次に、being with family
- 30才以下では、3番目にgood appearanceその次にtravelling
重要表現
the ratio of ~ (〜の割合)、on the other hand (一方で)、while(一方で)
完成形
まとめ
IELTSライティングTask1の対策では、いくつかのパターンごとに書き方を覚えていき対応できるようにしていくといいでしょう。
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