この記事の内容
- IELTSリーディング時間が足りない場合の対策
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
IELTSリーディングが終わらない原因
という場合は以下の原因が考えられます。
- 回答の順番が適切ではない
- 内容が掴めない
- 単語力、文法力不足
- 問題をとき慣れていない
回答の順番が適切ではない
おそらく多くの人が、「問題の順番通りにといているのではないでしょうか?」これは大きく時間をロスしてしまうことに繋がりかねません。
理由は、回答の根拠となる箇所が問題によっては重複している可能性があるからです。
例えば、Passage1で、1~8番が単語の穴埋めの問題、9~13番がTRUE/FALSE/NOT GIVENも問題だった場合。
1~8をとき、その後、9~13番を解く。この順番で解いた場合、万が一、1~8の答えが最初の段落から最後の段落に均等に散らばっていて、9~13の答えも同様に最初の段落から最後の段落にかけて該当箇所があると、本文を2回読まなければいけないことになります。
このように、本文を何回か読み直してしまうと時間が足りなくなってしまうケースが非常に多いです。
内容が掴めない
IELTSのリーディングでは、単に設問で使われている単語や文法が理解できても意味が取れないケースがあります。
どんな話の内容なのかを常に推測しながら文章を読んでいくようにしていくといいでしょう。
単語の意味にばかりとらわれてしまうと文章の概要が見えてこないことがあります。常に全体像を意識しながら本文を読んでいくようにしてみてください。
したがって、本文を全て読まずに、問題文だけ読み、該当箇所だけスキミングするというやり方は基本的に推奨できません。
中にはそれでは得点できてしまう問題もありますが、基本的には本文を全て読み大まかに全体像をつかむことができないと時間内に終わらせることは難しいでしょう。
単語力、文法力不足
IELTSのリーディングを時間内で終わらせるにはある程度の単語力、文法力は必須です。
設問を読んでもわからない単語がかなりあり、何を聞かれているのか全く理解できない。。そもそも主語がどこで動詞がどこでと、文章を分解することができない。。という場合は、時間内に終わらせることは非常に困難です。
単語力、文法力の不足を感じている方は、まずは基本的な単語力、文法力を身につけていきましょう。
問題をとき慣れていない
何事も慣れていないことには時間がかかってしまいます。対策を初めてまだ日が浅い場合、リーディングの問題をまだそんなに解いていない場合。初めは時間がかかってしまうのは当然です。
テクニック的な話は置いて置いても、問題を解く数が増えていけば必然的に解くスペードも上がってきます。
ただし、ただ闇雲にとけばいいという訳ではなく、正しい方法でかつ量を担保するということも大切だということです。
例えばまだ1~2回しか、問題を解いたことがないという場合はまずは10回問題を解くというのを目安にしてみましょう。量は非常に大切です。最低限の目安を作り本番までに解く量を確保することが、時間が足りない対策の近道になるでしょう。
まとめ
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