IELTSライティングTask1の地図(マップ)問題の書き方と対策

Task1の地図問題の書き方を教えてください!

 

こんな疑問に答えます。

 

この記事の内容

・地図問題のパラグラフ構成

・サンプルアンサーの分析

・過去問からみる、出題パターン

・Task1の採点基準(試験官はどこを見ているか?)

・地図問題で使える便利表現

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2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
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アカデミックライティングTask1地図問題の書き方

まず構成ですが、合計で4パラグラフに分けて書いていきます。

  1. 問題文の言い換え
  2. マップの概要
  3. (ボディ1):詳細その1
  4. (ボディ2):詳細その2

よく生徒さんのエッセーで、第4パラグラフとして結論(コンクルージョン)を書く方が多くいますが、アカデミックライティングのTask1に結論は必要ありません。

問題文の言い換え(第1パラグラフ)

いわゆるイントロと呼ばれるもので、同意表現を使って問題文の言い換えをします。

また、言い換えはできる限りの範囲でかまいません。よくあるパターンとして、無理やり言い換えをしようとした結果、違和感のある文章になってしまい、問題文の意味と逸れてしまうこと。

ちなみにshowなどの言い換えの動詞としては、compareがオススメです。
逆にcompareが使われているときは、showを使いましょう。

ただし、compareは地図が二つある問題にしか使えませんので、注意です。

マップの概要(第2パラグラフ)

第2パラグラフでは地図の概要を述べます。

主な着眼点としては、上のマップと下のマップの主な変更点(major change)に着眼すると良いでしょう。

マップの詳細その1(第3パラグラフ)

第2パラグラフで述べた点以外にも、細かい変更点がたくさんあるはずです。

このページ下部で紹介している表現を駆使して、細かい点を述べていきます。

マップの詳細その2(第4パラグラフ)

アカデミックライティングTask1において混乱するのが、第3パラグラフと第4パラグラフをどう分けるか?ということです。

地図問題で、第3パラグラフの段階である程度の細かい点を述べてしまった場合、第4パラグラフの内容としては変化がなかった点を挙げるのが良いでしょう。

ライティングTask1地図問題のサンプル

今回はIELTS元試験官のSimon先生のブログから引用させていただきます。

The maps below show the centre of a small town called Islip as it is now, and plans for its development.

The diagrams illustrate some proposed changes to the central area of the town of Islip.

It is clear that the principal change to the town will be the construction of a ring road around the centre. Various other developments with regard to shops and housing will accompany the building of this road.

Looking at the map of Islip as it is now, we can see that a main road runs through its centre from east to west. The second map shows the planned pedestrianisation of this road. Traffic will be diverted on to a dual carriageway that will form a ring around the town centre.

Currently there is a row of shops along either side of the main road. However, it appears that the shops along the north side of the new pedestrian street will be demolished to make way for a bus station, shopping centre, car park and new housing area. The shops along the south side of the street will remain, but it seems that the town’s park will be reduced in size so that more new houses can be built within the ring road.

(187 words, band 9)

出典元:ielts-simon.com

こちらのモデルアンサーをから使える表現を抽出していきましょう。

第1パラグラフの表現

  • illustrate
    =説明する、例示している
  • proposed changed to A
    =Aに関する今後の予定(という意訳)

第2パラグラフの表現

  • It is clear that〜
    =〜ということが明らかである
  • the principal(major) change to A
    =Aの主な変更点
  • with regard to A
    =Aに関して

第3パラグラフ(ボディ1)の表現

  • Looking at the map of A as it is now,
    =現在のAを見てみると、
  • run through A
    =Aを横切る
  • be diverted on to A
    =Aに転換される(道の方向など)

第4パラグラフ(ボディ2)の表現

  • a row of shops
    =店の列(a row of Aで覚える)
  • it appears that〜
    =〜のようだ
  • demolish
    =取り壊す
  • remain
    =そのままの状態で残る(自動詞であることに注意)
  • it seems that〜
    =〜のようだ
  • be reduced in size
    =小規模になる

IELTSライティングTask1地図問題のパターンと時制

アカデミックライティングTask1の地図問題に関して、よくある質問の一つが時制です。

与えられた問題に対して、現在形で書くのか?過去形で書くのか?といった疑問を持っている方は多いと思います。

以下の公式問題集を参考にして、時制を確認していきましょう。


(IELTS公式問題集5 Test3から引用)

とても古いIELTSの公式問題集から。最近の傾向ではこのパターンはほとんどありません。

問題の内容としては、GARLSDONと呼ばれる街にスーパーマーケットをS1かS2の場所に設置する予定という話ですが、スーパーマケットの話をするときは未来形、それ以外の事柄に対しては年代が与えられていません。

年代が与えられていない問題に関しては、現在形で書くのが正解です。


(IELTS公式問題集9 Test1から引用)

よくあるパターンの一つとして、Before/Afterがあります。

このパターンに関しては、Beforeについては過去形、Afterについては現在形(または現在完了形)を用います。


(IELTS公式問題集12 Test6から引用)

ページ上部で引用したサンプルアンサーの問題はこれです。

こちらもよくあるパターンで、問題文の中には”Planned”や”Future”といった表現が使われていることが多いです。

Plannedと書いてある以上、今後の予定であることが分かりますので、現在の地図(上)に対しては現在形、Plannedの地図(下)に関しては未来形を用いて表現します。


(IELTS公式問題集13 Test1から引用)

2007年の地図と2010年の地図の比較問題。

Plannedという単語も使われておらず、特に未来の話をしているわけでもありませんので、過去形のみでエッセーを書き上げます。


(IELTS公式問題集13 Test4から引用)

現在と未来の地図の比較問題。IELTS公式問題集12 Test6と同じパターンですね。

ご察しの通り、もちろん現在形と未来形でエッセーを書いていくのが正解です。


(IELTS公式問題集14 Test4から引用)

これも分かりやすいパターンですね。過去と現在の話をしているので、当然、過去形と現在形で書いていきます。

 

ちなみに、Task1の問題の最後には

Summarize the information by selecting and reporting the main features and make comparisons where relevant.

といった文章が毎回決まり文句の様に書いてありますが、この文章に関しては正直あまり気にしなくても大丈夫です。

受験者が一番知っておかなければならないのは、次のTask1の採点基準です。

アカデミックライティングTask1の採点基準

以下はBand Descriptorと呼ばれるIELTSが公開しているアカデミックライティング Task1の採点基準を要約したものです。

  1. Task Achievement:情報が書かれているか、概要、データの詳細
  2. Coherence & Cohesion:段落、リンキングフレーズ
  3. Vocabulary:連語、スペルとその正確さ
  4. Grammar:文の構造、時制、句読点、幅広い文法とその正確さ

試験官はこの4つの採点基準に沿って、受験者のエッセーにスコアをつけます。

どれだけ素晴らしいエッセーが書けていても、この4つの採点基準に沿ってエッセーを書かない限り、必要スコアを取ることはできません。

Task Achievementについて

与えられているグラフや地図の情報を書けているか、その概要をエッセーを通じて書けているか、そして細かいデータの詳細を書けているか、といった目線で評価されます。こういった評価基準が存在しているという理由から、第2パラグラフでは概要の説明、そしてボディ1~2ではデータの詳細を述べる必要があります。

Coherence & Cohesionについて

しっかりと段落を分けて情報を整理できているか、文頭や文中においてリンキングフレーズと呼ばれる「つなぎの言葉」を適切に使って文の流れをうまく作り上げることができているか、といった目線で評価されます。

リンキングフレーズの例として、Overall, … や As can be seen in the map… などがありますね。

Vocabularyについて

語彙力です。与えられた問題に対して、適切かつ自然なボキャブラリーを使えているか、が評価されます。

上の方で紹介した公式問題集12 Test6の内容でいうと、上の地図ではお店が通りに面して並んでいますので、a row of shopsと表現したり、下の地図を見てみるとPedestrians onlyと書かれている歩行者専用道路が街を横切っていますので、a road for pedestrians runs through the townといった表現をすることができますね。

Grammarについて

文法です。自分が狙っているスコアに対してのレベルの文法力があることが大切です。このページ上部で紹介した時制も、もちろんこれに含まれています。

詳しいBand Descriptorsの解説記事はこちらからぜひご覧ください。

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アカデミックライティングTask1の地図問題の便利表現

まず、Task1とTask2を採点する試験官は別々であるということを前提として知っておきましょう。

つまり、Task1とTask2は別々の試験官が添削するため、Task2で使った表現はTask1で重複して使用しても大丈夫ということになります。もしTask2で使った表現をTask1で使ったとしても、語彙が重複していることによる減点になったりはしませんので、安心してください(地図問題で使える表現はTask2で使う機会はそんなにないかもしれませんが)。

方角系

to the north of / to the south of / in the west of / to the north of / north-east of

場所系

in front of / behind / next to / beside

拡張系

enlarge / expand / extend / developed / broaden / lengthen

取り除く系

demolish / knock down / pull down / remove / take down / cut down(木など)

追加する系

construct / build / establish / erect / add / introduce / plant / open up(道路や店など)

動かす系

move / relocate / reposition / reconstruct

何かに変える系

convert / redevelop / be made into / be replaced by または with / modernize / renovate / refurbish

まとめ

今回はIELTSアカデミックライティングTask1の地図問題をまとめました。

  1. パラグラフ構成
  2. 問題パターンと時制
  3. 採点基準
この3点をしっかりと抑えておきましょう!
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