こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- IELTS短期間での対策法
- 短期間で達成した成功例
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
IELTS短期での対策は可能か?
IELTSは短期間でどれだけ伸びるの?
短期間では実際どれぐらい伸ばすことができるの?
3ヶ月で1.0~1.5
このぐらいが限度かな、、
IELTS短期での対策法
どのセクションに力を入れるべきか?
短期間での対策の場合、効率良く、上がりやすいセクションに力を入れるべきです。
スピーキングが上がりやすいのは意外な印象があるかもしれませんが、実はスピーキングは流暢性さえ高ければ、6.0ぐらいまで意外と簡単に取れてしまいます。
逆にライティングは、5.5~6.0ぐらいまでは早く到達できるのですが、それ以降のスコアの伸びは短期間ではほとんど期待できないです。
リーディング対策
リーディングは、5.0~5.5から、6.0以上のスコアに短期間でスコアアップする可能性が十分にあります。
問題集はCambridge公式問題集をおすすめします。
とにかく問題を解いて、復習をするサイクルをできるだけ多くこなしましょう。詳しい問題の解き方、復習方法は、IELTSリーディング構成と対策を参考にしてみてください。
ポイント
リスニング対策
リスニングもリーディングと同様に、短期間でスコアアップが期待できるセクションです。
理由は、Part1,Part4は通常、空欄の補充問題で、先読みができている場合、正解できる可能性が高く、全体的な話の流れを細かく聞いて理解する必要がありません。
それに対して、Part2,3は全体的な話の流れがわからないと難しい問題があり、リスニング力が必要となります。短期的には伸ばしにくいので、Part1,4を重点的に対策することをおすすめします。
具体的には、問題を解き、復習する流れですが、
ガムシャラに問題だけ解いても効果は薄いので、どれだけ時間がなくても復習に時間を割くようにしましょう。
ポイント
スピーキング対策
スピーキングは前述のように、短期的に最もスコアを伸ばしやすいです。
例えば、IELTS対策で有名なLizさんのサイトでは、トピック毎に頻出の問題をまとめてくれています。
これは暗記して、そのまま本番でアウトプットするという訳ではなく、どのような内容で答えるかをまとめられれば十分です。
例えば、環境や社会問題に関して出題された場合など、その場で意見を考え、それを英語にするのは難しいです。
事前に意見をまとめ、毎日音読して練習するようにしましょう。1ヶ月から2ヶ月でも効果的です。
ポイント
ライティング対策
ライティングは、6.0→6.5~7.0のスコアアップが非常に難しく、短期的には最もあげにくいでしょう。
まずは、6.0ぐらいの実力をつけつことを目標にし、そこがクリアできているのであれば、正直短期間での対策では結果がかなりでにくいでしょう。
仮に、文法ミスが多少あったとしても、タイプ毎の書き方が身についていて、質問から答えがそれていなければ十分に6.0を取れる可能性はあります。
まだ、タイプ毎のライティングの書き方がわからないという方は5つのエッセイタイプを参考にしてください。
ポイント
短期間での成功例
最後に当校での、短期間での対策に成功された方の例を簡単に紹介したいと思います。
Aさん
スコア・・・ L5.5→8.0 /R6.0→8.0 /W5.5→6.0 /S5.0→6.0
かなり稀な例ですが、短期間でも大幅にスコアアップに成功される方のご紹介です。
Overallで7.0以上必要という目標だったので、リーディング、リスニングを中心に対策していました。
具体的に実施したこと
- リーディング、リスニング・・・公式問題集3冊分をとき、復習する(1周)、1問、1問丁寧にわからない問題が内容に進めました。
- ライティング・・・タイプ毎の書き方をおさえ、3~4回添削。
- スピーキング・・・トピック毎にネタを考えアウトプットする練習を週に1回、1ヶ月半ほど。
ここまで大きくスコアアップできた要因は、1問、1問丁寧に確認ができたからでしょう。時間がなく焦っている中で、雑に進めがちですが、1つ1つの理解をしっかり深めて進めていくといいでしょう。
Bさん
スコア・・・L5.0→6.0 /R5.5→6.0 /W5.5→6.5 /S5.0→6.0
次に3ヶ月で、全て6.0以上をクリアした方の例です。かなりうまくスコアアップできた例ですが、正しく対策ができれば現実的な例です。
具体的に実施したこと
- リーディング・・・問題を解き、なぜ間違えたのか?どのように問題をとくか?どの順番でとくかを丁寧に確認。もともと、ベースの英語力が高い方だったのですが、時間が足りないというのが悩みでした。その場合、問題の解く順番や、戦略を見直すことで一気にスコアが上がる可能性があります。Bさんもまさにそうでした。
- リスニング・・・Part1,Part4を徹底的に対策。リスニングは一番苦手意識が強く、短期間でリスニング力の底上げを目指すよりも、先読み、言い換えで問題を解けるPart1,Part4を中心に確認をしました。
- ライティング・・・タイプ毎の書き方をおさえて、3~4回添削。論理的に文章を構成するのが非常に得意で、書き方さえマスターして問題なく、スコアアップできました。
- スピーキング・・・トピック毎にネタを考えアウトプットする練習。発音を改善するため、毎日音読の練習。
まとめ
『IELTS【短期間での対策法と成功例まとめ】』