
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- IELTS 5.5の難易度
- IELTS 5.5に向けての対策
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
IELTS5.5の難易度は?
IELTS | TOEIC | 英検 | TOEFL iBT |
---|---|---|---|
7.5 | 970~990 | – | 102~109 |
7.0 | 870~970 | 1級 | 94~101 |
6.5 | 820~870 | – | 79~93 |
6.0 | 740~820 | 準1級 | 60~78 |
5.5 | 600~740 | – | 46~59 |
5.0 | 550~600 | 2級 | 35~45 |
この表で見ると、英検の2級よりも上にあり、TOEICで600~740程度となっています。大学受験でしっかり英語を勉強してまだ記憶に残っている場合は、5.5ぐらいでスコアがでることが多いです。
IELTSで5.5以上というスコアは海外の大学進学や、大学の交換留学の条件で多く要求されるスコアになります。
5.5はそこまで難易度の高いスコアではなく、現在、中学、高校レベルの英語がある程度理解できている場合は、2~3ヶ月の対策で5.5のスコアを取得することは十分に可能です。
Overallで5.5をとる場合と、それぞれのセクションで全て5.5以上をとる場合難易度はかなり変わりますが、今回はそれぞれ5.5以上を取得するための対策を解説していきます。
ライティングで5.5をとるには?
まずライティングで5.5以上とるには、それぞれの問題のタイプを理解し、時間内にタスクを全て終わらせることができるというのが大前提になります。
そのため、まずはこちらのストラクチャーを理解して、タイプごとの書き方をおさえましょう。
目指せハイスコア!IELTSライティングTask2対策。【5つのエッセータイプ】
具体的に5.5をとるためには
- ストラクチャーを理解し、問題のタイプ毎に回答ができる
- 質問を正確に理解し、正確に回答できる
- 時間内にタスクが終わる
- 文法のミスがあまりない
この4つが大きな条件となります。
逆にいうと、この4つがしっかりできていればライティングで5.5をとることは難しくありません。
ここで最も難しいのが、2つ目の「質問を正確に理解し、正確に回答できるかどうか」です。これは実際に試験を受けている際、問題を解いている時には意外と気づかないので対策が難しいのですが、まずは、できるかぎり多くの問題をみるようにしましょう。実際に本文をかく練習ももちろん大切ですが、同時にアウトラインを時間内に正確に考えることができるかどうかも非常に大切です。
サンプルの問題をたくさんみて、アウトラインを考える練習だけしてみるのもいいでしょう。
こちらのサイトではサンプルの問題が100題紹介されているので参考にしてみてください。
スピーキングで5.5をとるには?
スピーキングで5.5をとるために必要なことは、
- 流暢性
- トピックごとのムラをなくす
まずは圧倒的に流暢性が大事になります。とにかく、話す。多少文法ミスや、同じ話の繰り返しになってしまってもいいので、時間いっぱいに話すということが大切です。完璧な英語を話すことを意識するあまり、黙ってしまう、話が止まってしまうといった方がスコアは低く出てしまいます。
対策としては、とにかく数をこなしましょう。できれば毎日話ができる環境を用意できるといいでしょう。格安のオンライン英会話などから入ってもいいです。あるいは、毎日独り言で練習してもいいでしょう。ポイントは毎日声に出してスピーキングをすることを継続させることです。流暢性は急に伸びるものではないので地道に毎日コツコツとあげていきましょう。
次に、トピック毎にムラをなくすという点ですが、例えば
「家族に関して話してください」「親友について話してください」
など、ジェネラルなトピックが話題になった場合、おそらく多くの人がある程度苦労なく答えられるのではないでしょうか?
しかし
「あなたの国で最も深刻な環境問題は?」「性差別はどのように解決できますか?」
など難しいトピックが話題になった場合、こちらの方が明らかに答えにくいと思います。
このようにIELTSでは様々なトピックに関して出題される可能性があり、どんなトピックが来てもある程度話せるように、話のネタをストックしておくというのが非常に有効な対策となります。
ライティングと同様にこちらもできるかぎり多くの問題をみて準備できるようにしましょう。
こちらのサイトでスピーキングのよく出る問題がまとめられているので参考してみてください。
リーディングで5.5をとるには?
リーディングで、5.5をとる場合、アカデミックで19~23問、ジェネラルで27~29問の正解数が必要となります。(40問中)
アカデミックでは約半分、ジェネラルでは約7割の正答率が必要となります。
ポイントは、
- 取れる問題をしっかり取る
- 解く順番を工夫する
- 頻出の言い換えになれる
5.5を目指す場合はこれらが非常に大切になります。
まず、リーディングでは様々な問題のパターンが出題されます。具体的にはこちらを参考にしてみてください。
【2020年】IELTSリーディングの対策。問題タイプごとに解説します。
問題の難易度にしたがってしっかり得点源にする問題と、捨てる問題をはっきり決めてしまいましょう。
次に問題を解く順番ですがこれも非常に重要です。IELTSの問題は、1から順番に解いていって一番効率よく問題が解き終わるとは限りません。問題の構成を確認し、適切な解き順で問題を解いていくことが非常に重要です。5.5を取る場合は、おそらく全ての問題を解く時間はないでしょう。限られた時間で、正解をできるだけ増やすには適切な解き順で解く必要があります。
最後に言い換えですが、これはIELTSでは必須の知識です。リーディングに限らず必要な知識ですが、リーディングでも言い換えを知っているだけで正解できてしまうような問題もあります。これらは再頻出の言い換えのまとめなので最低限抑えておくといいでしょう。
IELTS リーディング【最頻出言い換え10選】
リスニングで5.5をとるには?
リスニングで、5.5をとる場合、18~22問の正解数が必要となります。(40問中)
5.5を取るポイントは
- Part1で失点しない
- スペルミスや単数、複数形の間違いなどのケアレスミスをなくす
- Part4の単語を強化する
まず、最も大切なのが、Part1で大きく失点しないことです。Part1は他のPart2~4に比べると圧倒的に点数が取りやすいいです。ここで8~10点を取ることで、5.5は非常に取りやすくなります。仮に、Part1で8問正解すると、残りは10問/30問取れればいいので、かなり確率は高くなりますね。
また、IELTSのリスニングでは、Part1,Part4ではほぼ毎回、単語の穴埋めの問題が各10問、計20問出題されます。つまり半分は単語を正確に書き取る必要があるのでスペルミスを頻発してしますと思っていたよりもスコアが伸びません。改めてスペル対策をするというのは難しいですが、普段からスペルを意識して勉強に取り組みましょう。
最後にPart4に関してですが、Part1と同様に単語の穴埋めの問題が出題されます。ここはどちらかというと専門的な単語力や言い換えがわかれば解ける問題も多く短期的にスコアを上げやすいです。問題文と本文で使われている単語や言い換えを確認し復習するといいでしょう。
まとめ
IELTS 5.5のイメージはできましたか?
IELTSでOA5.5はしっかりと対策ができれば難しくはないスコアです!目指している人は頑張ってください!
DEVELOPでは、IELTS学習者を全力で応援しています!
無料のカウンセリングも行っていますので、是非一度、お悩みをご相談ください。