CELPIPとIELTSのどちらを受験すべきかは、必要なスコアがCLBで7以上かどうかで決まります。CLB7以上が求められる場合はIELTSの方が到達しやすく、CLB6以下ならリーディングとライティング、スピーキングのどちらが得意かで選ぶと判断しやすくなります。CELPIPとIELTSそれぞれのメリット・デメリットと、CLB別のスコア換算表を以下でまとめて紹介します。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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CELPIP、IELTSとは?
CELPIP
CELPIPとは、カナダのブリティッシュコロンビア大学が設立した、「Paragon Testing Enterprises」という組織が運営する試験です。主に、カナダで英語力を証明するために使われる試験になります。CELPIPはカナダ独自の試験です。
IELTS
一方でIELTSとは、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験で、「International English Language Testing System」の頭文字をとったものです。
主に、大学や大学院の進学の際の英語力の証明として使われます。詳しくはIELTS対策まとめ【概要と対策を全て解説】をご覧ください。
IELTSは世界的に認知されている試験です。
カナダに住んでいて永住権が取りたいと考えている方はどちらかの試験を基本的には受験することになるかと思います。
永住権の申請はビザの期限がある中で、スピード感が非常に重要になるはずです。どちらの試験がよりスピーディーに目標のスコアを取得できるのか非常に重要になる判断のはずなので是非参考にしてみてください。
IELTS受験のメリット、デメリット
まずは、IELTSのメリットとデメリットをまとめていきます。
メリット
- スピーキングが対人
- 試験対策がしやすい
CELPIPとの大きな違いは、スピーキングが対人な点です。
コンピューター試験とは違って、試験官と1対1で話す形式で受験できるのでスピーキングはIELTSの方がやりやすいでしょう。
次に、試験対策に関してですが、全体的にIELTSの方が対策が立てやすい印象があります。これは、IELTSは全世界でメジャーな試験なため、教材は対策のTipsなどが充実しているからです。
スピーキングの対策のしやすさも同様です。
デメリット
- ライティングが難しい
- リスニングのアクセントが聞きにくい
IELTSのデメリットですが、CELPIPに比べるとライティングは対策が難しいです。IELTSのライティングでは、Task2で様々なトピックに関する問題が出題されます。採点の基準が細かく決められていることも難しい要因の1つです。
カナダに在住の方で最もネックになるのはリスニングのアクセントです。CELPIPの方が明らかに聞きやすいと思います。
IELTSのリスニングのアクセントはイギリス英語に限らず様々なアクセントで出題されます。イギリス英語に慣れていない場合は少し解きにくくなるでしょう。
この中でも特にライティングの難しさが際立ちます。
CELPIP受験のメリット、デメリット
基本的には、IELTSのメリット、デメリットの裏返しになりますがまとめます。
メリット
- リスニングが聞きやすい
- ライティングが比較的とりやすい
リスニングはカナダのアクセントになるので、カナダ在住の方はCELPIPの方が聞きやすいと感じるでしょう。
ライティングでは、IELTSほどトピックの幅がなく、採点に関してもIELTSより甘い印象があります。極端にライティングが苦手な人はCELPIPの方がスコアが取りやすいでしょう。
デメリット
- スピーキングが難しい
- コンピュータ試験のみ
CELPIPのデメリットは、スピーキングが難しい点です。特に、7以上のスコアを取るのが非常に困難です。スピーキングで高いスコアが必要な場合は、IELTSの方が向いています。
どちらを受験すべきか?
結局どちらを受験した方がいいのかは、必要なスコアによります。もし、必要なスコアがCLBで7以上の場合、(下にそれぞれのCLB換算をまとめてあります)IELTSでの受験をおすすめします。
理由は、CELPIPでのスピーキングは非常にスコアが出にくく、英語力が高く、IELTSのスピーキングでは6.5〜7.0ぐらい取れる方でも、CELPIPでは6でスコアが止まってしまうことが多いです。過去にCELPIPの対策をしていた際も、受講生の中でこのCELPIPスピーキング6.0以上の壁を超えれる方がほとんどおらず、結局IELTSに切り替えるという方がほとんどでした。
そういった経緯があり、当校でもCELPIP対策のコースは終了したのですが、CLBで7以上というのが大きな分かれ目になります。CLB7以上なら、IELTSの方が取れる可能性が高くなるので1つの目安にしてみてください。
必要スコアが、CLBで6以下の場合は、この場合はどちらを受けるかはどのセクションが得意かによって分けるといいでしょう。例えば、リーディング、ライティングは比較的得意だが、スピーキングが苦手という場合は、IELTSの方がスコアが取りやすいでしょう。逆に、スピーキングには自信があるが、リーディング、ライティングが苦手という場合は、CELPIPでの受験の方がスコアが取りやすいでしょう。
IELTSの場合
| CLB | L | R | W | S |
| 10 | 8.5 | 8.0 | 7.5 | 7.5 |
| 9 | 8.0 | 7.0 | 7.0 | 7.0 |
| 8 | 7.5 | 6.5 | 6.5 | 6.5 |
| 7 | 6.0 | 6.0 | 6.0 | 6.0 |
| 6 | 5.5 | 5.0 | 5.5 | 5.5 |
| 5 | 5.0 | 4.0 | 5.0 | 5.0 |
| 4 | 4.5 | 3.5 | 4.0 | 4.0 |
CELPIPの場合
| CLB | L | R | W | S |
| 10 | 10 | 10 | 10 | 10 |
| 9 | 9 | 9 | 9 | 9 |
| 8 | 8 | 8 | 8 | 8 |
| 7 | 7 | 7 | 7 | 7 |
| 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
| 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
| 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
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この記事を参考に、CELPIPとIELTSどちらを受験するか判断してみてください。
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