
この記事の内容
- IELTS学習と年齢の関係性
- 大人の英語学習方法
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
IELTS(特に暗記系)に年齢は関係ないという研究結果
当校にいただくお問い合わせで、以下のようなコンプレックスを抱えた内容がよくあります。
『そろそろ年齢も年齢ですので・・・英語学習がキツイです・・・』
『年を取ってから記憶力がメチャクチャ落ちています・・・』
これですが、結論として、IELTSは成人以上の方であれば年齢に関係なくのスコア達成が可能です。
ざっくりと成人とボーダーラインを引いた理由としては、IELTSはアカデミックな内容であるゆえ、英語以外の背景知識が要求される場面が多々あるからです(そういった意味では、高校生にとっては難しいこともしばしば)。
主に、この問題はライティングとスピーキングにおいて、自分のアイデアを述べる時に如実に現れます。
本題に戻りましょう。
年齢を危惧している人は、おそらく『記憶力(単語の暗記)』が心配なんでしょう。
実は、記憶力は年齢とともに上昇するという研究データが出ているのをご存じですか?
研究によると、シナプスと呼ばれる脳内の回路が年齢とともに増加することが明らかになっています。
シナプスが多いということは、脳内の記憶領域が多いことを意味しています。
つまり、年を取ればとるほど、記憶できる量が増えるということになります。
厳しい意見かもしれませんが、年齢を言い訳にしている人はその時点であまり伸びる可能性はありません。
スコアを達成される人は年齢に関係なくスコアを達成されますし、若くてもスコアを達成することができない人もいます。
科学的に、英語学習における年齢は言い訳に過ぎません。
IELTSと年齢ごとの暗記方法
IELTSでは、たくさんのボキャブラリーや表現、そして基礎文法を覚えることが必要になってきます。
子供は語学習得の天才なので、子供の方が語学の学習に長けているというのも事実です。
大人子供の真似をするだけでは、物事を覚えることはできません。
なぜなら、子どもと大人の脳の構造は全く違うからです。
子供は九九のような、意味のない数字の羅列を簡単に覚えることができます。
大人はそうはいきません。
大人が物事を覚える時の前提として、理屈や論理を絡めて覚えることが大切です。
こうすることによって忘れにくくなり、かつ、応用が利くので有用性が非常に高いです。
丸暗記は年齢を重ねるにつれて難しくなってきますが、これが原因で『記憶力が落ちた』と錯覚する人が多いのも事実でしょう。
こちらの記事では、記憶に定着しやすい単語の暗記法を紹介しています。
やってる人は必ずやってる!!IELTSにおける単語の暗記方法を解説します。 この記事の内容 IELTSの単語を効率よく覚える『接頭語』と『接尾語』の解説と一覧表 当校について[…]
IELTSと年齢、そして好奇心の関係性
大人になって記憶力が落ちたと感じるもう一つの原因は、『好奇心』や『探求心』が年齢とともに薄れてくるからではないでしょうか?
子供は触れるもの全てが新鮮で、彼らを取り巻くすべてが新鮮なはず。
しかし、残念ながら、大人になると興味を持てる機会が減ってきますよね。というよりかは、触れても興味が湧かなくなるといった方が正しいかもしれません。
大人になると、仕事・子育て・健康の3つが大きい興味の対象となる方がほとんどでしょう。
好奇心が掻き立てられないから、IELTSどころか、英語自体に興味を持つことが難しい人も多いはず。
そういう人は、自分が興味のあることに関連付けて英語の学習を始めるべきです。
リーディングであれば、自分の興味がある内容が英語で書かれている記事を読み、ライティングであれば、まずは興味のあることしか書かない、といった具合です。
まとめ
『ぶっちゃけ、IELTSに年齢は関係ありますか?【大人のIELTS学習方法】』をまとめました。
当校では、日本人バイリンガル講師があなたの担任となってレッスンを行います。
- 1:1のプライベートレッスン
- 担任制(講師は毎回固定)
- レッスンは日本語でのやり取り
- Skypeを使ったオンラインレッスン(自宅や職場からでもOK)
是非一度、無料カウンセリングにてIELTSのお悩みをお聞かせください(無理な勧誘はいたしません)。
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