IELTS日本人受験者の平均スコアは、ielts.org公式統計「Test taker performance 2024-2025」によるとOA(Overall)5.82(Academic)です。General Training受験者の平均はOA5.79とほぼ同水準です。
Academicのセクション別では、リスニングが最も高く、スピーキングが最も低くなっています。
この記事では、以下を解説します。
- Academic・General Training別の平均スコア
- 他の国との比較
- 平均点と自分の目標スコアとの差の見方
IELTSの試験自体をまだよく知らない方は、先にIELTSの全体像と対策のまとめを読むと理解が深まります。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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IELTS日本人の平均スコアは?
日本人受験者の平均スコアは、AcademicでOA5.82、General TrainingでOA5.79です(IELTS公式サイト ielts.org が公表している「Test taker performance 2024-2025」、2026年9月確認)。IELTSにはAcademicとGeneral Trainingの2種類があり、受験目的によって平均スコアが少し異なります。
Academicの平均スコア
Academic
| Listening | Reading | Writing | Speaking | OA |
| 5.99 | 5.93 | 5.65 | 5.47 | 5.82 |
IELTS公式サイトの統計(Test statistics)を参照(2024-2025年データ、2026年9月確認)
平均スコアは、リスニングが最も高く5.99、スピーキングが最も低く5.47となっています。2018年の統計ではリーディングが最高・ライティングが最低でしたが、直近のデータではリスニングが最高・スピーキングが最低に変わりました。アウトプット系のライティング・スピーキングが、インプット系のリスニング・リーディングよりも低くなる傾向自体は変わっていません。
ライティング、スピーキングはリーディング、リスニングよりも対策しにくいことが要因になっていると考えられます。
General Trainingの平均スコア
海外移住・就労などを目的に受験するGeneral Trainingの日本人平均は、OA5.79です。
| Listening | Reading | Writing | Speaking | OA |
| 5.64 | 5.91 | 5.70 | 5.65 | 5.79 |
OAは5.79で、Academic(5.82)とほぼ同水準です。General TrainingはListeningがAcademicより低い一方、WritingとSpeakingはやや高いという違いがあります。
この統計は毎年更新されます。受験を控えている方は、事前にielts.org公式ページで最新版を確認することをおすすめします。そもそもOAや各技能のスコアがどう計算されるのかを知りたい方は、スコア計算と採点基準の解説を先に読むと平均値の意味がつかみやすくなります。
それぞれの対策に関しては下記の記事を参考にしてみてください。
あわせて、次の記事も参考にしてください。
他の国との比較
日本のAcademic OA5.82は、中国5.91・韓国6.28・タイ6.20・ベトナム6.20のいずれよりも低い水準です(すべてAcademic、ielts.org公式統計2024-2025年より)。
| Listening | Reading | Writing | Speaking | OA | |
| 日本 | 5.99 | 5.93 | 5.65 | 5.47 | 5.82 |
| 中国 | 6.21 | 5.90 | 5.76 | 5.50 | 5.91 |
| 韓国 | 6.51 | 6.53 | 5.95 | 5.87 | 6.28 |
| タイ | 6.24 | 6.54 | 5.81 | 5.95 | 6.20 |
| ベトナム | 6.49 | 6.38 | 6.06 | 5.61 | 6.20 |
IELTS公式(ielts.org)が公表している40か国の中で、日本のAcademic OAは下から4番目です(日本より低いのはオマーン5.41・UAE5.50・クウェート5.61の3か国のみ)。
また、他のアジアの国と比較すると日本はまだ低い水準にありますが、どの国も共通してアウトプット系のライティング・スピーキングのスコアが低い傾向にあります。
実は、母語が英語の受験者の平均スコアはこのようになっていて、
| Listening | Reading | Writing | Speaking | OA |
| 6.84 | 7.40 | 6.49 | 7.25 | 7.06 |
ライティングは6.49となっています。英語を母語とする受験者の中でも、4技能中もっとも低いのがライティングです。ここからも、ライティングで高スコアを取るのが非常に難しいことがわかります。
そのため、ライティングで6.0〜6.5以上のスコアが必要な場合は、独学での対策は非常に難しくなるケースが多いです。
平均と自分のスコアをどう比べるか
平均と自分のスコアは、平均点そのものではなく、自分の目標スコアとの差で比べます。ここまで見てきた日本人の平均OA5.82(Academic)は、あくまで受験者全体の平均です。大学院進学や海外大学への出願では、多くの場合6.0〜7.0程度のスコアが求められるため、平均点だけを基準にすると必要スコアとの差を見誤ります。
大学・大学院ごとに必要なスコアは異なるため、進学先の募集要項を確認しながら、自分のスコアと目標スコアとの差を把握することが大切です。大学生の平均スコアや、大学生がIELTSを受けるときの注意点は大学生のIELTS平均スコアと受験の注意点の記事で解説しています。
平均点(5.82)を超えていても、出願に必要な6.0〜7.0に届いていないケースは珍しくありません。自分のスコアが平均より高いかどうかではなく、目標スコアとの差で対策を考えることが重要です。
自分のスコアと目標スコアとの差を確認できたら、その差が大きいセクションから優先して対策を始めましょう。
IELTSを受ける予定の方は、IELTS試験の概要もあわせて確認してください。
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