IELTS Indicatorは、コロナ禍でテストセンターが閉まっていた期間だけ提供されていた自宅受験の制度で、今は受験できません。テストセンターが再開した後に終了しており、IELTS Indicatorの公式サイトも現在はIELTS Onlineの予約ページへ転送されています(ielts.org公式ページ、2026年9月確認)。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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IELTS Indicatorとは?コロナ禍限定で行われた自宅受験制度
IELTS Indicatorは、新型コロナウイルスの感染拡大でテストセンターが閉まっていた間だけ提供された、自宅のパソコンから受けられる公式の代替試験でした。日本では2020年4月22日から対象国に指定され、自宅からの受験が可能になりました(この騒動が収まるまでの期間限定という位置づけでした)。
IELTS Indicatorは公式のテストではあったものの、教育機関によっては受け入れ態勢が整っていないところもあったため、受験する前に、その結果を受け入れてもらえるかどうかを進学予定の学校へ確認することがすすめられていました。
海外の大学や大学院入試を間近に控えている人にとっては朗報でしたが、いくつか注意点もありました。
今、自宅から受験できるのはIELTS Online
IELTS Indicatorに代わって、今、自宅から受験できる公式の試験はIELTS Onlineです(ielts.org公式ページ、2026年9月確認)。
IELTS OnlineはAcademicモジュールのみの提供で、General Trainingは今のところ用意されていません。IELTS Indicatorのときと同じ制限がそのまま続いています。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を、自宅のパソコンから受験できます。
日本もIELTS Onlineの対象国に入っており、IDP IELTS Japanの予約ページから申し込めます(2026年9月確認)。スピーキングはビデオ通話で実施されます。
IELTS Indicatorのときと同様、IELTS Onlineの結果を出願先や移民申請で受け入れてもらえるかは機関によって異なります。申し込む前に、進学・申請予定の先へ必ず確認してください。
IELTS Indicatorの試験概要(参考・現在は終了)
IELTS Indicatorの試験概要は、通常のIELTSと同じ4技能・同じ試験時間・同じ採点基準で、実施場所だけが自宅のパソコンだった点が特徴です。
- 通常のIELTSと同じで、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能が行われていました。
- スピーキングは、リスニング・リーディング・ライティングの前か後のどちらかに行われていました。
- スピーキングは、Zoomを通して実施されていました。
- 試験は一週間に一度だけでした。
- 試験時間も通常のIELTSと同様、2時間45分でした。
- テスト内容、採点基準も、通常のIELTSと違いはありませんでした。
- テスト中は、フォントサイズや画面の色を変更することができました。
- テスト中は、他のプログラムを開けなくするSEBというプログラムを使って違反防止がされていました。受験の3日前までに、SEBをインストールして自分のパソコンでテストしておく必要がありました。
IELTS Indicatorの試験結果(参考)
- オンラインで7日以内に発表されていました。
- OA(オーバーオール)と、それぞれの技能のスコアが分かりました。
- 結果が発表された後も、自宅に紙の結果は届きませんでした。
IELTS Indicatorの注意点(参考)
IELTS Indicatorの注意点は、提供モジュールが限られていたことと、受験環境(パソコン・ネット回線・周辺機器)に条件があったことです。
- アカデミックモジュールのみ提供されており、ジェネラルモジュールが提供される予定はないとされていました。
- WindowsかMacが搭載されたパソコンで受験が可能でした。スマートフォンやタブレットでは受験できませんでした。
- 安定したネット環境が必須でした。できれば無線LANではなく有線LANで繋いでおくと接続が安定すると案内されていました。
- リスニングとスピーキングでは、スピーカーまたはヘッドフォンが必要でした。
- スピーキングの時は、パソコンにカメラとマイクがついているものでないと受験できませんでした(マイクはイヤフォンやヘッドフォンについているものでもOKでした)。
- スピーキングの際にはパスポートをそばに置いておくよう案内されていました。スピーキング試験の冒頭で確認されていました。
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