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IELTS 5.5のレベルってどれくらい難しいの?難易度と対策。

IELTS 5.5は、英検2級よりやや上、TOEIC換算で600〜740点くらいのレベルです。中学・高校で習う英語がある程度身についていれば、2〜3ヶ月の対策で十分に届く範囲のスコアです。

この記事の執筆者

この記事の執筆者 RikuとKohei

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。

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IELTS 5.5とは、Listening・Reading・Writing・Speakingの4技能を総合したOA(Overall)スコアが5.5であることを指します。

冒頭の目安は、下の表と、中学・高校レベルの英語がある程度理解できている場合の対策期間にもとづくものです。一方、当校の指導の実感では、英検準1級やTOEICで700〜800点台の実力があって、初めてIELTSを受けたときに5.0〜5.5くらいのスコアになることが多いです。下の表の目安より厳しめに出ると考えておくと、対策にかける時間を見誤りにくくなります。

目次

IELTS5.5の難易度は?

IELTS5.5の難易度は、英検2級よりもハイレベルで、TOEICでは600〜740点程度にあたります(下の表)。

IELTS TOEIC 英検 TOEFL iBT
7.5 970〜990 – 102〜109
7.0 870〜970 1級 94〜101
6.5 820〜870 – 79〜93
6.0 740〜820 準1級 60〜78
5.5 600〜740 – 46〜59
5.0 550〜600 2級 35〜45

この表で見ると、英検の2級よりもハイレベルかつ、TOEICで600〜740程度となっています。感覚としては、大学受験でしっかり英語を勉強してまだ記憶に残っている人がIELTSを初めて受けると、5.5ぐらいのスコアがでることが多いです。

IELTSで5.5以上というスコアは海外の大学進学や、大学の交換留学の条件で要求されることが多いスコアです。5.5はそこまで難易度の高いスコアではなく、現在、中学、高校レベルの英語がある程度理解できている場合は、2〜3ヶ月の対策で5.5のスコアを取得することは十分に可能です。

ただOAで5.5さえ取れればいい場合と、それぞれの技能で全て5.5以上をとる場合難易度はかなり変わりますが、今回は全ての技能において5.5以上を取得するための対策を解説していきます。

ライティングで5.5をとるには?

ライティングで5.5をとるための大前提は、それぞれの問題のタイプを理解すること、時間内にタスクを全て終わらせることの2つです。まずはこちらのストラクチャーを理解して、タイプごとの書き方をおさえましょう。
IELTSライティングTask2の5つのエッセータイプと書き方

具体的に5.5をとるための条件は、次の4つです

  • ストラクチャーを理解し、問題のタイプ毎に沿った回答ができる
  • 質問を正確に理解し、正確に回答できる
  • 時間内にタスクが終わる
  • 文法のミスがあまりない

この4つが大きな条件となります。
逆にいうと、この4つがしっかりできていればライティングで5.5をとることは難しくありません。

ここで最も難しいのが、リストの2つ目の「質問を正確に理解し、正確に回答できるかどうか」です。これはライティングをしている時には意外と気づかないので対策が難しいです。

なので、できるかぎり多くの問題を見て経験を積みましょう。その時、問題のアウトライン(アイデア出し→アイデアをもとに論じる順番などの構成を考える)を考える練習だけしてみてください。

実際に書く練習ももちろん大切ですが、同時にアウトラインを時間内に正確に考えることができるかどうかも非常に大切です。

ライティングでは、英語力そのもの以外の採点基準が全体の50%を占めています。

スピーキングで5.5をとるには?

スピーキングで5.5をとるために磨くべきポイントは、流暢性とトピックごとのムラをなくすことの2つです。

まずは「流暢性」が一番大事。とにかく、話す。多少の文法ミスや、同じ話の繰り返しになってしまってもいいので、時間いっぱいに話すということが大切です。

完璧な英語を話すことを意識するあまり、黙ってしまう、話が止まってしまうといった方がスコアは低く出てしまいます。

対策としては、とにかく数をこなすこと。できれば毎日話ができる環境を用意できるといいでしょう。格安のオンライン英会話などから入ってもいいです。あるいは、毎日独り言で練習してもいいでしょう。

ポイントは毎日声に出してスピーキングをすることを継続させることです。流暢性は急に伸びるものではないので地道に毎日コツコツとあげていきましょう。

次に、「トピック毎のムラをなくす」についてお話しします。例えば、

「家族に関して話してください」
「親友について話してください」

など、ジェネラルなトピックが話題になった場合、おそらく多くの人が間髪入れずに答えられるのではないでしょうか?

しかし、

「あなたの国で最も深刻な環境問題は?」
「性差別はどのように解決できますか?」

このような難しいトピックが話題になった場合、どうでしょうか?

難しいトピックに答えが詰まってしまうのは自然なことです。だからこそ、しっかり頻出トピックに一度でも触れておく必要があります。

このようにIELTSでは様々なトピックに関して出題される可能性があり、どんなトピックを出題されてもある程度話せるように、話のネタをストックしておくというのが非常に有効な対策となります。ライティングと同様にこちらもできるかぎり多くの問題をみて準備できるようにしましょう。

5.5から半年で6.5まで伸ばした受講生もいます。

「自分の弱みが何なのか、自分が分からない分野って何なのかというところがそもそも把握できていなかったというところがあると思いますね。ここの学校に入ることによって、第三者の目線から苦手な分野というのを教えてくれて、そこに特化していろんな練習問題とか出してくれたりしたので、底上げができたというか、何を勉強すればいいのかはっきりした。」

Kokiさんのインタビュー動画 IELTS OA5.5から6.5達成

Kokiさんのインタビュー動画を見る

リーディングで5.5をとるには?

リーディングで5.5をとる場合、40問中、アカデミックで19〜22問、ジェネラルで27〜29問の正解数が必要となります。

Riku / Kohei
つまり、アカデミックでは半分、ジェネラルでは約7割の正答数が必要ということです。

ここでは、取るべき問題をしっかり取ること、解く順番を工夫すること、頻出の言い換えに慣れることの3つが大切です。

前提として、リーディングでは様々な問題のパターンが出題されます。具体的にはこちらを参考にしてみてください。
IELTSリーディングの問題タイプ別の対策

まずは「取るべき問題をしっかり取る」についてです。問題の難易度にしたがってしっかり得点源にする問題と、捨てる問題をはっきり決めてしまいましょう。

次に「解く順番を工夫する」です。IELTSの問題は、1から順番に解いていって一番効率よく問題が解き終わるとは限りません。問題の構成を確認し、適切な解き順で問題を解いていくことが非常に重要です。

5.5を取る場合は、おそらく全ての問題を解く時間はないでしょう。限られた時間で、正解をできるだけ増やすには適切な解き順で解く必要があります。

最後に「頻出の言い換えに慣れる」です。これはリーディングに限らず必要な知識ですが、リーディングでは対象の単語の言い換えを知っているだけで正解できてしまうような問題もあります。

次のリンクは最頻出の言い換えのまとめなので、最低限押さえておきましょう。
本文でよく使われる言い換えパターンの一覧

リスニングで5.5をとるには?

リスニングで5.5をとる場合、40問中、18〜22問の正解数が必要となります(アカデミック、ジェネラル共通)。

リスニングでも50%の正答数が必要です。押さえておくべきポイントは、Part1で大きく失点しないこと、Part4に出てくる単語を強化すること、スペルミスや単数・複数などのケアレスミスを最小限にすることの3つです。

まず、この3つの中で一番重要なのが「Part1で大きく失点しない」です。Part1は他のPart2〜4に比べると圧倒的にスコアリングしやすいです。ここで8〜10点を取ることで、5.5は非常に取りやすくなります。

仮に、Part1で8問正解すると、残りは10問/30問取れればいいので、かなり確率は高くなります。

また、「Part4に出てくる単語を強化する」ですが、Part4はPart1と同様に単語の穴埋めの問題が出題されます。Part4はどちらかというと、専門的な単語や言い換えが分かれば解ける問題も多く、短期的にスコアを上げやすいです。設問と本文で使われている単語や言い換えを確認して復習するといいでしょう。

最後に、「スペルミス、単数/複数、などのケアレスミスを最小限に」です。IELTSのリスニングでは、Part1とPart4でほぼ毎回、単語の穴埋めの問題が10問ずつ出題されます(Part1とPart4で合計20問)。

つまり半分の問題は単語を正確に書き取る必要があるので、スペルミスが頻発してしまうと思っていたよりもスコアが伸びません。改めてスペル対策をするというのは難しいかもしれませんが、普段からスペルを意識して勉強に取り組みましょう。

特にリスニングとリーディングでは、いかにして正答数を上げるかが大切です。自分の目標スコアに沿った正しいアプローチをしていきましょう。

半年でのスコアアップを目指す方は初心者が半年で5.0〜5.5を目指す方法を見るも参考にしてください。

スコアの数え方そのものを確認したい方は、IELTSのバンドスコアの計算方法もあわせて確認してください。

Riku / Kohei
IELTS 5.5のイメージはできましたか?「5.5」はしっかりと対策ができれば、難しくないスコアです。

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この記事を書いた人

IELTSコーチ。2009年にカナダで創設された日本人講師陣による IELTS 専門校を運営し、12年間で1,500人以上を指導。YouTube「IELTS攻略チャンネル」でも対策法を発信しています。二人とも IELTS OA8.0 を取得。

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