IELTSスピーキングのフィラー一覧には、考える時間を稼ぐ”Let me see…”のような表現があります。フィラーを使いながら話し続けることで、採点基準の一つであるFluency(流暢性)を保てます。
この記事では、フィラーの意味と、場面別に使える具体的なフィラーの一覧を紹介します。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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スピーキングの「フィラー」とは?
フィラーは、”Filler”と表記され、fillする者(埋める者)、つまり、スピーキングの空白の時間を埋めるための表現というのが主な意味です。
IELTSのスピーキングではフィラーが重要な役割を果たします。ちなみに、”Ahhh….” や “Umm…”などはフィラーではありません。
以下が正しいフィラーの例です。
Well, I have not lived for 50 years, but let’s see… as far as I could imagine, people wrote more letters 50 years ago than now, because the means of communication were limited in the past. These days, more people choose to use instant messaging, texting, e-mails, and other social networking services to communicate quickly. I feel that less and less people use letters for casual communications.
フィラーは太字の部分です。フィラーを使うメリットは、次の英文やアイデアを考えつつも喋り続けることができるということです。次の項目で解説する”Fluency”ですが、フィラーを使うことによって、この”Fluency”を安定させることができ、減点を避けることが可能になります。
ちなみに、上のフィラーの直後の”as far as I could ~”は「私が〜できる限りでは」という意味の便利表現です。
フィラーのほかに、意見の言い出しがthinkばかりにならないよう、guessやsupposeなどthinkの言い換えも合わせて覚えておくと、表現の幅が広がります。
採点基準であるFluencyとフィラーの重要性
IELTSのスピーキングの採点基準の一つにFluency(流暢性)があります。
この採点基準では「明らかに長い拍を置かずに喋り続けることができるか」が見られています。そして、フィラーを適切に使うことによって、このFluencyをカバーしながらスピーキングをすることができます。
では、なぜそこまでFluencyにこだわる必要があるのでしょうか。IELTSのスピーキングでは、とにかく喋り続けることが正義だからです。
受験者が話す量が多ければ多いほど、試験官に正しい評価をしてもらえます。そのために喋り続けることが大切なんです。
IELTSのBand Descriptors(採点基準)にも記載されていますが、IELTSのスピーキングはライティングのように論理的にトピックを展開させる必要はそこまでありません(論理性が不必要というわけではないです)。
ですので、むしろ、スピーキングは「論理性よりも思考をスムーズに言語化する能力」をテストされていると捉えた方が良いでしょう。そのためには、テンポよく喋り続けることが一番大切です。
詳しいスピーキングの採点基準はこちらの記事で日本語訳付きで解説してありますので、Fluencyの箇所も含めて一度目を通してみましょう。

話すアイデアの内容は立派なものである必要はなく、そしてライティングほどロジックに基づいた会話の展開が必ず求められているわけではない、ということがお分かりいただけると思います。
フィラー一覧
英語やアイデアを考えたい時
- Let me see…
- That’s an interesting question,
- Well, where should I start?
- I’m not quite sure what to say here, but…
- I’ve never thought about it before, but…
- Oh/Wow, that’s a tough question to answer, but…
自分が言った内容が支離滅裂な時、または言い直したい時
- Let me try and rephrase that…
- What I’m trying to say is…
- So the main point is…
単語や表現を思い出せない時
- Sorry, I’ve forgotten the word in English, but…
- I’m not sure if this is the right way to put it, but…
- Sorry, it’s on the tip of my tongue…
さらにアイデアを付け加えたい時
- I almost forgot to say that…
- And I should also add that…
- But there’s something else to consider…
フィラーは複数知っておく
フィラーは複数知っておきましょう。なぜなら、自分の発する言葉は全て(フィラー含め)採点される対象だからです。たとえば、パート3の複数の質問すべてに対して同じフィラーだけで答えると、次のようになります。
Let me see… / Let me see… / Let me see…
テスト中の複数の質問の中で、同じフィラーを何度も使ってしまうと、「あっ、この人はこのフレーズを暗記しているだけだな」と思われてしまいます。
逆にいうと、幅広いフィラーが使える受験者に対しては、「あっ、この人は幅広いフィラーを使えるんだな、表現力がある人だな」と思われ、プラス要素が加わります。もちろん、フィラーだけが表現の幅広さに影響しているわけではありませんが、複数覚えておいた方がプラスの要素は多くなるのは確かです。
そして、フィラーは自然に使うことが大切です。
本来、IELTSのスピーキングは暗記ではなく、瞬発的に話すことのできる力を試されるべきものであり、暗記したものを話していることがバレてしまうと、その部分に関しては採点対象として扱ってもらえません。




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