IELTS Task2のライティングでTask Response 7.0以上を狙うなら、問題文の理解・エッセイタイプの見極め・アウトラインの3つを順番に押さえることが決め手になります。Task Responseは、採点基準の中でも語彙力や文法より見落とされやすい項目です。
この記事では、実際の問題を使いながらTask Response攻略の3ステップを紹介します。読み終える頃には、問題文の読み取りからアウトライン作りまでの進め方が具体的に分かります。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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IELTSライティングTask Responseとは?
Task Responseとは、IELTSライティングの採点基準の1つで、質問にきちんと答えられているかを見る項目です。
IELTSの採点基準は以下の4つに分かれます。
Coherence and Cohesion:内容の一貫性(25%)
Lexical resources:語彙力(25%)
Grammatical range and accuracy:文法(25%)
詳しくはここでは述べませんが、採点に関して詳細が知りたい方は以下のリンクを参考にしてみてください。
Task Responseとは簡単に言えば、「質問に答えているかどうか」です。採点基準の中で多くの人が語彙力、文法を気にしがちですが、実はTask Response(問題への達成度)とCoherence & Cohesion(内容の一貫性)の部分で評価を落としてしまっている人が非常に多いです。このTask ResponseがIELTSライティングTask2で7.0以上を狙う上では非常に重要です。
どれだけ英語力が優れていても、そもそも回答が質問から逸れている。または、問題の意味自体を読み間違えている。
これでは、Task Responseで7.0以上を取得することは難しいです。
Coherence & Cohesionの攻略は接続詞で一貫性を高める方法で、Task2全体で7.0を取るための具体的なコツは7.0に届かせる答案の作り方で確認できます。
Task Responseへの3つのアプローチ
Task Responseへのアプローチは、問題文を理解する、エッセイのタイプを見極める、アウトラインを考える、の3つです。
Task2での、Task Response7.0の基準はこのようになっています。
- 課題の全ての部分に取り組んでいる
- 回答全体を通じ終始明確な見解を示すことができている
- 趣旨を示し、詳細と理由を提示できるが、一般化しすぎたり理由の論旨が明快でなかったりする
引用: IDP
質問に全て回答すること、明確な理由をのべること、この2つが条件になります。では、実際にTask Responseへのアプローチ方法を3つに分けて紹介します。今回は下の問題を使って解説していきます。
(いくつかの人々は、子供達は科学や数学などの科目を学ぶべきだと考えている。他の人々は子供は文系科目を学ぶべきだと考えている。)
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1. 問題文の理解
まずはじめに最も重要なのが、問題文の意味を理解すること。そもそも、この問題文の理解がしっかりできていなければ、問題に対してきちんと回答ができません。
したがって、問題文の理解は最低2〜3回は読み、これで間違いないなと自信を持つまでなんども読みましょう。
今回の問題の意味は、
これらの両方の意見を議論し、自分の意見を答えなさい。)
となります。
2. タイプを理解
次に、タイプを見極めます。今回は、Some people、Othersと対立する2つのグループが登場しているので、Discussionタイプになります。
IELTSのライティングタスク2では、問題のタイプごとにややアプローチが異なるので、タイプ毎のストラクチャーを理解しておくといいでしょう。まだよくわかっていない場合は下のリンクから詳細を確認してみてください。
3. アウトラインを考える
最後にアウトラインを考えます。アウトラインとは、エッセイのアイディアを事前にまとめたものです。最初にしっかりと筋の通ったアウトラインを考えることで、話のズレや脱線を防ぎます。
例えば、もしアウトラインをしっかり考えず、書き始めて途中で何を書いているかわからなくなってしまった。
こんな状況になった場合、そこから立て直すのはおそらく難しいでしょう。
このような事態を防ぐために、必ず事前にアウトラインを考えます。
では実際にアウトラインをまとめてみましょう。
・雇用市場において評価されやすい
・分析能力や数学的なスキルが身につく
・対人関係の能力が身につき易い
・クリエイティビティが身につく
など、それぞれの立場に立って、具体的な理由を考えます。ここでしっかりと、問題に沿った答えを準備できるかが、Task Response攻略の鍵となります。
・SomeとOthersのどちらの立場に立つか、その理由
この時、例えば、Someの理由として、
・art subjectはあまり実用的ではないから
などのような、もう一方の意見を下げる理由を理由として用いるケースをたまに見かけます。
基本的にこれは、Discussionのパターンでは避けましょう。相手の主張がマイナスだから、自分の主張が良いのではなく、自分の意見がなぜプラスなのかを考えるようにしましょう。
このようにIELTSのライティングでは、
問題文の意図をしっかりと読み取り、それに回答するということが非常に重要です。実は多くの人が、問題文の意味を捉え間違える、質問の答えになっていない。という理由でスコアを落としてしまっています。
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