
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- マインドマッピングとは?
- 適切なアイデア出しがハイスコアに繋がる理由
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
アイデア出しで効果的なマインドマッピングとは
ブレインストームとも呼ばれており、一つのトピックからアイデアを芋づる式に派生させていくIELTSライティングTask2で用いられるアイデア出しの方法です。
マインドマッピングを行うことによって、40分という与えられた短い時間の中で、アイデア出しを効率的に行うことができます。マインドマッピングのコツは、視野を大きく広げ、考えうる全ての物事をとにかく書きまくることです。
例えば、上の画像の『どうすれば健康でいられるか?』という質問に対して、6つのアイデアを出しました。
- よく寝る
- よく食べる
- 運動
- 趣味を持つ
- 予防接種をうける
- 無理をしすぎない
繰り返しとなりますが、一番大切なことは、どんなアイデアでも書いてみることです。
マインドマッピングを終えたら、次はプランニングへ
一旦アイデアを出し終えたら、次はそれぞれのボディパラグラフのアイデアを整理してみましょう。ここで、トピックに関連のないアイデアとアイデアの順番を整理する作業を行います。
マインドマッピング上で行き着く先が全く違うアイデア同士だったとしても、良く見てみるとお互いに関連性があることもあります。

IELTSは『知識』のテストではなく『英語』のテストです
IELTSではアイデアに苦しむ方が多いですが(特にライティング)、本来IELTSは英語のテストであり、アイデアを出すというところに苦しむテストとして作られてはいないはずです。
要は、アイデアは立派なものでなくても構わないということです。
めちゃくちゃなアイデアを取り入れた例
では、具体的な例を挙げてみましょう。『どうすれば地球温暖化を抑止できるか?』という質問に対して
- 明日から世界中で車の使用をやめる
- もはやディーラーでは電気自動車しか売ってはいけない政策を発表する
- 全ての国が総力を挙げて自国にもっと木を植える
正直、どれもあまり現実的なアイデアだとは思えませんが、その後の展開がしっかりとそのアイデアを支えることができていれば、全く問題はありません。では、実際に3つ目を展開させたパラグラフを見てみましょう。
世界中の全ての国が木を植えるなんてあまりにもスケールが大きすぎて笑ってしまうかもしれませんが、文は綺麗にまとまっており、説明と具体例を加えることによって、しっかりとサポートするための文章も入っているのが分かると思います。一文目を支持するセンテンスがずっと続いていますよね。
主張のサポートさえできていれば、アイデアが立派なものでなかったとしても、ハイスコア(7.0~)を取得することは十分に可能です。
表でわかる!IELTS 7.0ってどれくらい難しいの?難易度と対策。
ライティングのアイデア出しが、ハイスコアに必須な理由
ライティングの4つの採点基準の一つにTask Achievementと呼ばれるものがあります。Task Achievementとは、問われている質問にしっかりと答え、エッセー内容を質問から逸らすことなく、議論を展開させることのできる能力を指します。
その他の3つの採点基準含めてそれぞれ25%の配点比率となっていますが、マインドマッピングで適切にアイデア出しができるかどうか、がこのTask Achievementに大きく影響してきます。
※採点基準の記事より画像抜粋。
まとめ
今回はIELTSライティング Task2で使えるマインドマッピングを解説しました。頭に浮かんだアイデアをとりあえず全て書いてみることを忘れないでくださいね。
ちなみに、マインドマッピングはIELTSのスピーキング Part2でも使うことができます。是非、実践で取り入れてみてください。
IELTSを独学で学習するのも良いですが、最終的には学校に通ったほうが効率的だった・・・と後で気づく方は多いです。受験料を無駄にしないためにも、是非、無料カウンセリングにてお話をお聞かせください(無理な勧誘はいたしません)。
カウンセリングでは、実際にレッスンを行う日本人バイリンガル講師が対応させていただきます。