この記事の内容
- ライティングで段落を分ける理由
- ライティングの段落の分け方
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、12年間に渡って1,500人以上の日本人を指導。
IELTSライティングにおける段落とは
IELTSライティングにおいて段落分けは必須です。
まずは以下を見比べてみましょう。
悪い例
良い例
IELTSライティングで段落分けをする理由
ライティングで段落を分けなければならない理由は、ライティングの採点基準にあります。
IELTSライティングの採点基準には、Coherence and Cohesionという採点基準があります。簡単にいうと、
- 段落分けができているか
- 内容に一貫性があるか
- 前後のつながりがあるか
などが評価されます。
そして、7.0の基準にはこのように明記されています。
つまりはっきりと採点基準で、「段落分けをしなさい」と書かれているので、必要スコアの達成には段落分けは欠かせないということです。
IELTSライティングで段落はいくつ必要?
IELTSのライティングでは4~5段落が必要です。
Task2:4~5段落構成
- イントロダクション・パラグラフ(導入)
- ボディ・パラグラフ(議論)
- コンクルージョン・パラグラフ(結論)
ボディが2段落構成の場合
- イントロ
- ボディ1
- ボディ2
- コンクルージョン
ボディが3段落構成の場合
- イントロ
- ボディ1
- ボディ2
- ボディ3
- コンクルージョン
IELTSライティングのTask2はそれぞれのエッセータイプによって、段落の構成が異なります。
本番までに、与えられた問題のタイプを見極めることができるようにしておきましょう。
ライティングの段落の上限は?
段落は最低でも4段落、多くても5段落までと覚えておくべきでしょう。
まず、ライティングは時間が1時間に限られていることを忘れてはいけません。
特にTask2では40分という短い時間の中でエッセーを書き上げる必要があり、時間内に6段落以上の段落構成で書き上げることは現実的ではありませんし、段落が多すぎることのメリットもありません。
文字数に関しても同じことが言えます。
Task2は250文字書く必要がありますが、文字数が多すぎることのメリットはなく、ミスを誘発するだけですので、段落も文字数も最低限に抑えておくべきでしょう。






