IELTSライティングのTask1とTask2のスコア比重は、一般に言われる「Task1が3分の1・Task2が3分の2」という単純な割合ではなく、Task2が必要スコアに達していればTask1はそのスコア-1で達成できます。この記事では、この仕組みとどちらから書き始めるべきかを解説します。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
Task1のスコアを落とさないためには、使える表現のストックが近道です。グラフ・マップ・ダイアグラムで使える表現リスト207選をLINEで無料配布しています。
Task1とTask2のスコアの比重はこの表から分かる
Task1とTask2のスコアの比重は、一般に言われる「Task1が3分の1・Task2が3分の2」という単純な割合ではなく、Task2のスコアで必要スコアに達した場合、Task1はそのスコア-1のスコアさえ取れれば、スコア達成ができます。
詳しく解説してきます。
まずは、それぞれのモジュールの内容について。
アカデミックの内容
Task 2:250語以上で与えられたお題、状況、問題に関してのエッセー(共通)
ジェネラルの内容
Task 2:250語以上で与えられた、状況、問題に関してのエッセー(共通)
それぞれのタスクは別々の試験官によってスコアがつけられます。
タスクごとのスコアの比重
Task 2:ライティングの合計のスコアの3分の2
これによって、時間の配分は以下が推奨されています。
推奨されている時間配分
Task 2:40分
今回の本題に入ります。IELTSの試験官はScore Sheetと呼ばれる表を使って、Task1とTask2を合算したライティングの最終スコアを決定することになっています。
上にも書いたように、スコアの比重として、Task1が3分の1、Task2が3分の2と言われていますが、これはあまり得策ではありません。最終的なスコアの計算は、それぞれのタスクで獲得したスコアの値によって変わってきます。
それを元に、当校がオリジナルで作った表が以下です。

この表から分かることは、タスク1は自分の目標としているスコアから「-1」さえあれば良いということです。
目標スコアが7.5の場合
| Task1 | Task2 | ライティングの最終スコア |
| 6.5 | 7.5 | 7.5 |
目標スコアが6.0の場合
| Task1 | Task2 | ライティングの最終スコア |
| 5.0 | 6.0 | 6.0 |
別の見方として、目標スコアが7.0の人はタスク1で8.0を取ってタスク2で6.0を取れれば良いのですが、タスク1で8.0を取るのは至難の技ですので、これはあまり現実的ではありません。他にも、目標スコアが7.5だとして、Task2で7.0しかとれなかった場合、Task1のスコアで挽回しようと思えばTask1で8.5を取得する必要があります。
ですが、Task1で8.5は現実的に至難の技(ほぼ不可能)ですので、IELTSのライティングにおいて目標スコアを達成するためにはTask2で目標スコアを少なくとも達成している必要があると知っておきましょう。
この比重を踏まえたTask1とTask2それぞれにかける時間の目安もあわせて確認しておきましょう。
スコアの計算方法自体はバンドスコアの計算方法と換算表で詳しく解説しています。
Task1と2、どっちのタスクから始めるべき?
どちらから始めるべきかは、時間配分に焦りやすいか、比重の大きいTask2に集中したいかという自分の得意・不得意によって決まります。
それぞれにメリットとデメリットが存在します。
タスク1から始める場合
メリットタスク1をなるべく早く終わらせることによって、残りの時間は全てタスク2に集中できる環境を作ることができるということ。タスク1を初めに書くということは、タスク2へ回すための時間を配慮する必要性がでてきます。
そうなると、タスク1は必然的に気持ちが焦りがち。デメリットは文字数が足りなかったり、あまりにもクオリティの低い内容になってしまい、自身のライティングの最終スコアに影響を与えかねないということです。
タスク2から始める場合
メリットスコアの比重が大きいタスク2から始めることで、心理的に落ち着いてタスク2に取り組むことができます。
デメリット比重が大きいとわかっている分、丁寧に書いてしまいすぎるあまり、40分を超えてしまうような時間配分をしてしまうと、それも危険があります。たしかにTask1は比重が小さいですが、先ほど上で解説した表の中で、Task1で自分が取らなくてはいけないスコアだけはしっかり確保する必要があるので、Task2は時間の配分を多く取りすぎないようにすることが大切です。
どちらから始めるかは最終的に自分で決める
人によって、得意、不得意の問題のタイプがあるはず。最終的にはその人の中で決めるしかありませんが、そのためには日々ライティングを書いていく中で自分にあったスタイルを見つけることが必要です。
Task2のエッセータイプ全体の一覧はTask2エッセイ5パターンの対策と書き方にまとめています。
自分に合った順番が決まったら、次はテンプレートで書くスピードを上げましょう。6.0突破のライティング必勝テンプレートを公式LINEで受け取れます。
【無料】LINE限定特典セットでIELTS対策を完全マスター
公式LINEに登録するだけで、IELTS対策の有料級特典を受け取れます。単語帳7000語・Task1表現リスト207選・Task2出題リスト100選など、この記事のようなノウハウを実践に落とすための教材セットです。
完全攻略ロードマップ(合計1397ページ)を無料配布中
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能それぞれを1冊ずつにまとめた完全攻略シリーズです。例題付き解説で、初心者から上級者まで対応しています。
スクール生の「生の声」をYouTubeで公開中
高校生・主婦・40代の方まで、実際にスコアを伸ばしたスクール生のインタビューを公開しています。どう勉強してスコアが伸びたのか、生の声で確認できます。
スクール生の実績まとめはnoteで公開中
OA7.0・OA8.0の達成者多数。スクール生がどれくらいの期間でどこまでスコアを伸ばしたのか、実績の詳細をnoteにまとめています。













