【IELTSライティング】で伸び悩む人の3つの特徴と対策

あいこ
IELTSのライティングで思うように伸びてくれません・・・。

こんな疑問に答えます。

この記事の内容

  • ライティングに伸び悩む原因3つ
  • 本当にやってほしいライティング学習方法

当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、12年間に渡って1,500人以上の日本人を指導。

①採点基準を理解していない

IELTSライティングで伸び悩んでしまう人の、1つ目の要因は採点基準を理解していないことです。

IELTSライティングは以下の4つの採点基準をもとにスコアがつきます。

  • Task Response(質問への回答)
  • Coherence and Cohesion(一貫性)
  • Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確性)
  • Lexical Resources(語彙力)

これら4つの採点基準をもとに自分のエッセイのどこが良くないのか、この考えができない人は確実に伸び悩みます。

「いやでも所詮は英語なんだから書き続けていればいつかは伸びるんじゃないの?」

断言しますが、こんな風に考えている人は、一生スコアは伸びないです。

簡単にこれらの4つの採点基準は何なのかを説明します。

Task Response(質問への回答)とは、「質問に回答できているかどうか」です。

どれだけ英語がよく書けていても、質問に回答ができていなければスコアは伸びません。

簡単でわかりやすい内容でいいので、「質問に回答できているかどうか」を徹底しましょう。

Coherence and Cohesion(一貫性)とは、「話の流れが自然で、聞き手が迷わず理解できるかどうか」です。

具体的には、適切な段落わけができているかどうか、前後のつながりが自然かどうか、Cohesive Devicesの使用が適切がどうか。などがみられます。

Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確性)とは、文字通り文法です。

6.0までであればまずは正確性、6.5以上を狙うなら幅が必要となります。

Lexical Resources(語彙力)とは、語彙力です。

無理に難しい単語を使う必要はないです。

知っているけど、自分ではなかなか使うことができていなかったと言うレベルの単語が使えれば十分です。

必ず採点基準を理解して、それに基づいて自分のエッセイを改善していきましょう。

②英語が雑

ライティングで伸び悩む2つ目の要因が、英語が雑なことです。

これは初心者の方にも、上級者の方にも当てはまります。

初心者の方でいうと、

  • 品詞の使い分け
  • 冠詞の漏れ
  • 3人称単数

このあたりの基本的なミスが多いです。

「何となく感覚で書いています」という人は、こういった文法のミスが減ることはないので、ライティングは確実に伸び悩みます。

上級者の方で英語が雑だなと感じるのは、

  • 前置詞の組み合わせ

が多いです。

例えば、

「〜の増加」といいたい時に、increase wih ~と書いてしまう。正しくは、increase in

provideは、「provide もの for 人 / provide 人 with もの」など動詞と前置詞の組み合わせを覚えられていない。

こういったパターンが多いです。

細かいところなので、どうしてもそこまで気をつけられない人がほとんどです。

ですが、思ったよりも細かいところまで正確にケアできない人は、伸び悩みます。

英語のミスに関しては、AIを使えば簡単に修正ができます。

1度したミスを繰り返さないように復習を徹底しましょう。

③論理的な説明が苦手

ライティングが伸び悩んでしまう人の3つ目の特徴が、論理的な説明が苦手なことです。

1つ目の採点基準のところでもお話をしましたが、IELTSライティングは英語だけが見られているわけではありません。

  • 質問に回答できているかどうか
  • 説明に一貫性があり論理的かどうか

ということも採点基準に含まれています。

「日本語で物事をわかりやすく説明するのが苦手…」

「いつも説明が回りくどくなってしまい気づいたら話が脱線している…」

という人たちは、IELTSライティングでもスコアを伸ばしにくいです。

この論理的に考えるのが苦手という人は、解決法がわからずどうしたらいいのか途方に暮れてしまう人が多いはずです。

ですがまずは今から伝える2つの解決方法を実践しましょう。

  • わかりやすく簡潔に回答をする
  • ネタは考えるのではなくストックする

まず1つ目の解決策は、わかりやすく簡潔に回答をすることです。

IELTSのライティングは、アイディアや内容の真偽でスコアが変わることはありません。

極端ですが、小学生でも思いつくような内容でも論理的にかつ英語もよくかけていれば十分に高いスコアを狙うことができます。

逆に自分の書きたいことにこだわってしまい、難しい内容を書こうとすると99%は裏目にでます。

専門性の高い内容や、難しい話は自分では理解できているつもりでも、相手には伝わらないことが多いです。

簡単でわかりやすい内容を書くようにしましょう。

2つ目の解決策は、ネタは考えるのではなく、ストックするものです。

よく、

「その場でネタが思い浮かばない場合はどうしたらいいですか?」

「ネタを考えるのが苦手です…」

このような相談をいただきます。

ですがこれらは正直、根本的に考え方を変える必要があります。

「ネタはその場で考えるのではなくストックしてあるものを吐き出す」ということです。

例えば以下のような観点は、どんなエッセイにも汎用性高く使うことができます。

  • Cost-efficiency(費用対効果が高い)
  • Environmental impact(環境への良い影響)
  • Accessibility & equality(誰でも利用でき公平)
  • Long-term benefits(長期的なメリット)
  • Productivity improvement(生産性の向上)
  • Health & well-being(健康面のメリット)
  • Safety & risk reduction(安全性の向上)
  • Educational value(教育的な価値)
  • Economic growth(経済的メリット)
  • Convenience & time-saving(便利で時間を節約できる)

何度もエッセイを書いていけば、この話であればこの内容で書くことができるなとストックしたものの中から意見を書くことができるようになります。

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