当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
長年で培った知識をこのブログを通して執筆しています。
more or lessの意味
ズバリ、
「だいたい」
という意味になることが多いです。
more or lessの使い方
英語にはたくさんの表現がありますが、それを日本語に訳したいけど、無理に訳すと変な日本語になってしまうことがよくあります。
今回紹介する
more or less
もその一つです。
more or lessの意味を英語で検索すると
「多かれ少なかれ」という訳が表示されていると思います。
私が昔通っていたカレッジのテストの日、ネイティヴの友達に
「Are you ready for the test?」
と質問したら
「More or less」
といった回答が帰ってきたのを覚えています。
「テストに対しての準備できてる?」という質問に「多かれ少なかれ」という訳をいれると、ちょっと分かりにくいですよね。
こういう時に役に立つのが英英辞書です。
英語で調べて、英語で覚える。
言葉のニュアンスを掴むためにはこれが一番良いです。
調べた結果、
「speaking imprecisely; to a certain extent」
と記載されていました。
「almost」
とも書かれています。
almostで「ほとんど」という意味を用いて使う場合もありますが、
先ほど上に書いた例文のように「多かれ少なかれ」と入れてしまうと、訳のわからない文章になってしまいます。
「ほとんど」と覚えてしまうのも一つの手ですが、ネイティヴの感覚からすると「ほとんど」という訳だけでは分からない場合もあります。
この感覚は、スピーキングをこなす数や、それから得られる経験によって付けられるものです。
※アイキャッチ画像 © Mark Carrel – stock.adobe.com