IELTSライティングの比較表現で「メリット」を使わない理由

あいこ
ライティングで使われる”merit”は使用すべきではないって、どういうこと?

この記事の内容

  • IELTS 6.0の難易度
  • IELTS 6.0の対策

当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、12年間に渡って1,500人以上の日本人を指導。

あいりす
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IELTSライティングで使うメリット・デメリットの表現

IELTSのライティングやスピーキングでは物事の良い点悪い点を比較することが多いですよね。

よく使う表現としては

  • advantage / disadvantage
  • positive side / negative side
  • upside / downside
  • pros / cons(スピーキング向き)

などなど、他にもいくつかありますが、日本人が特に好んで使う

merit / demerit

実は、”merit/demerit”はこの意味とは完全にはイコールではないということを知っていますか?

あいりす
日本語の「メリット」は英語では別の意味になるよ

IELTSライティングでの「メリット」の使い方

まず単語の意味から見ていきましょう。

Cambridge Dictionaryという英英辞書から引用します。

merit

to be important enough to get attention or punishment

advantage

something good that helps you

これを見てわかることは、この2つは同義語ではないということです。

あいこ
日本語の「メリット」とは全く違う意味だね

“advantage”が、何かから生じる「利点」や「優位性」と訳すことができる一方、”merit”は「自分、他人、そして他の物事のために何かをもたらすことのできる質や価値を持っている状態」を意味します。

一言でいうと「merit = 価値、美点、長所」と覚えておくと良いのですが、例文でチェックしてみましょう。

What are the advantages in this project?
このプロジェクトの利益はなんですか?
→このプロジェクトによって得られる良いことはなんですか?
What are your merits?
あなたの長所はなんですか?

IELTSのライティングやスピーキングでは使う機会はほぼない

日本語では普段から「メリット」「デメリット」を多用する人は多いと思います。

しかし、英語本来の意味を詳しく見てみると定義が少し違っていて、日本語の意味と完全に一致するわけではないということが分かりました。

物事の比較を問われることの多いIELTSでは”merit”や”demerit”は使う機会はほとんどないと思って問題ありません。

その代わりとして、日本語でいうところの「メリット」は、冒頭で記述した表の表現以外にも「benefits / positives / strengths」などで表現することができます。

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あいこ
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