当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、12年間に渡って1,500人以上の日本人を指導。
長年で培った知識をこのブログを通して執筆しています。
IELTSは同じ内容が出されることがある!
結論として、IELTSのテストは繰り返して出題されることがあります。特にライティングやスピーキングは同じ内容の問題、または非常に似た内容の問題が出されることがあります。
まず、IELTSは日本だけでなく世界中で毎日行われているわけですから、それを全て合わせると一年だけでもとてつもない問題量になることは明らかです。
IELTSは1980年代にスタートし、今はすでに2021年。40年間一度も全く被らない問題を出し続けるのにも無理があります。
そもそも、IELTSは受験者の英語力を評価するテストであり、問題内容に専門性のある知識を含めてしまうと受験者の間で不公正が生じてしまいますので、なるべく受験者全員が公平になるようなトピックのみが出題されます。
ただどうしても、出題問題によっては背景知識がある人にとっては少し有利に働いてしまうこともあります。これは仕方ありません。
つまり、「受験者全員が公平になるようなトピックのみが出題」がテーマとなると、出題する問題もある程度の偏りが出てくることになります。
その結果、ライティングとスピーキングは同じ問題、または似たような問題が繰り返されて出題されることがあります。
ちなみに、以前受講されていた生徒様から聞いた話だと、リスニングが全く同じ内容が出たと言っていました。その方は2週間の間にIELTSを二度受けたようです。
気になる結果ですが、その方はその回のリスニングの最終スコアは8.0を取得。それまでは7.0あたりをうろついていたので、正直かなり驚きました。
IELTSで同じ内容が出ても、問題内容には注意
スピーキングに関しては、”Talk about your favourite…”系の問題はよく出される傾向がありますが、テスト前に似たような問題のアイデアを練ったことがあれば、答えやすいということはあると思います。
ただ、ライティングに関しては、似たようなテストの内容が出題されたとしても、問題文の単語がたった一つ違ったり、表現が少し違うだけで書き方のアプローチが全く違ったりすることもあります。
ここがライティングの難しいところ。似たような問題が出たからといって同じ書き方であるとは限りませんので、要注意です。
IELTSの同じテスト内容に頼りすぎるのはよくない
自分が経験したテスト内容をもう一度復習するということは有効です。なぜなら、もし直近で受験の予約をまたしている場合、同じ内容が出題される可能性があるからです。しかし、自分が一度受けたことのある同じ問題が出題されることを祈ってIELTSに臨むことはやめましょう。
たしかに同じ問題が出題される可能性としてはゼロではありませんが、一番大切なのは日々の学習であることは間違いありません。
ライティングやスピーキングは同じトピックが出されることはよくあっても、かなり稀。
そこに頼るのであれば、自分の苦手とする分野のトピックの単語やアイデアにフォーカスして学習しておきたいですね。
まとめ
- IELTSの問題(ライティングとスピーキングは特に)は繰り返されて出題されることがある。
- ライティングのアプローチには注意
- 同じ問題が出題されることに頼りすぎるのはよくない
これらはあくまでも、当校の生徒様の体験談や、匿名掲示板の情報がソースであり、公式に発表されている内容ではないということをご留意いただければと思います。ただ、全く同じ問題が出るというこのおそらくこの噂は本当のようです。
当校では、日本人バイリンガル講師があなたの担任となってレッスンを行います。
- 1:1のプライベートレッスン
- 担任制(講師は毎回固定)
- レッスンは日本語でのやり取り
- Skypeを使ったオンラインレッスン(自宅や職場からでもOK)
是非一度、無料カウンセリングにてIELTSのお悩みをお聞かせください(無理な勧誘はいたしません)。