IELTSの英文法対策で押さえておきたいのは、文型の理解と、分詞・関係代名詞の言い換えパターンです。この2つを意識するだけで、リーディングの英文を正確に読み取れるようになります。
読み終えるころには、文型で英文を分解するコツと、分詞と関係代名詞がどちらも同じ意味を表せる理由が、例文を通してわかります。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
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はじめに
IELTSの文法でまず押さえるべきなのは、文型と、分詞・関係代名詞の2つです。今回は、英語初心者のかた(レベルでいうとTOEIC400〜500)を想定してお話をしてきます。
「文法はどこから手をつけて行けばいいでしょうか?」このような質問をよく、初級者の方からいただくことがあります。もちろん文法書を1冊完璧にできればいいのですが、時間もなく中々そうはいかないかたもいると思います。そのため特に、理解をしておくべき文法事項をいくつか紹介し、その理由も簡単に解説していきたいと思います。
1. 文型
文型を理解すると、英文を「主語」「動詞」などの塊に分解でき、読解にかなり役立ちます。文型と聞くとおそらく、高校中学英語の入門として学んだ記憶があると思います。正直、やる意味があるのか、実はよくわかっていない、という方が多いように思います。
この例文の意味を考えてみましょう。
The book that I bought yesterday is very interesting.
(昨日私が買った本は面白い。)となります。
では、どのようにその訳を考えましたか?おそらく多くの人が
The book that I bought yesterday(昨日私が買った本)is(は)interesting(面白い)という風に意識的、もしくは無意識にこれらの塊に分解したと思います。(ちなみにこれはSVCの文型です。)これが文型を理解する大きな意味となります。
分解した塊は次の表のとおりです。
| 塊 | 日本語 | 文型での役割 |
|---|---|---|
| The book that I bought yesterday | 昨日私が買った本 | 主語(S) |
| is | は | 動詞(V) |
| very interesting | 面白い | 補語(C) |
つまり、文を読む際、基本的に主語がどこからどこまでなのか、そして動詞がどれなのかという作業を私たちは必ずしています。その作業をわかりやすくしてくれるのがこの文型の理解となります。
この文章を分解する能力があれば、IELTSの文章で、たとえ単語の意味がわからなくても、文章の大枠を捉えて推測することはできます。ですが、そもそもこの作業ができないと全く異なる意味で捉えてしまうことがしばしばあります。
2. 分詞、関係代名詞
分詞と関係代名詞は、どちらも名詞を詳しく説明する働きを持ちます。例をみてみましょう。
Tickets available from shops which have the festival logo in their windows.(関係代名詞)
You can buy tickets from any shops displaying our logo in the windows.(分詞)
公式問題集12より一部改変
実際に出題された文章を1部変更していますが、これらの2つの文をみていきましょう。
| 種類 | 表現 | 意味 |
|---|---|---|
| 関係代名詞 | shops which have the festival logo in their windows | 窓に祭りのロゴを張っているお店 |
| 分詞 | shops displaying our logo in the windows | 窓に祭りのロゴを張っているお店 |
やや使われている単語は変わりますが、意味はほぼ同じです。ポイントは、which have 〜 / displaying 〜がどちらも前の名詞shopsを説明し、どんなお店なのかを詳しく説明している点です。
このように、IELTSでは、関係代名詞と分詞の言い換えが非常に多く、理解しているのと、していないので大きな差が出てしまいます。
今回は、文型、関係代名詞、分詞に関してですが、次回以降また文法に関しての記事を書いていき他の文法に関しても説明していきたいと思います。
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