この記事の内容
- TOEFLの比較した場合のIELTSのメリット
- その他メリット
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
IELTSとは?
IELTSとは、「International English Language Testing System」の頭文字をとったもので、イギリス、オーストラリアの複数の団体が共同で運営している試験です。
概要に関して詳しく知りたい方はまずは、
IELTS対策まとめ【概要と対策を全て解説】
を読んでみてください。
IELTSのメリットは?
IELTSを受験するメリットを、他の試験とどちらを受けるか悩んでいる方、英語学習をしたいが何を始めたらいいかわからない方、両方に向けて様々な角度で解説したいと思います。
TOEFLと比較した際のメリット
もちろん一概にどちらがいいとは言えませんが、TOEFLと比較した際のIELTSのメリットをまとめます。
- スピーキングが対人
- 試験時間が短い
- スコアが切り上げ算出される
IELTSを受ける場合のメリットは、この3つが非常に大きいです。
スピーキングが対人
まず、IELTSのスピーキングの試験では、試験官と1対1で行われます。
それに対して、TOEFLのスピーキングでは、マイクに向かって周りの受験生たちと一緒に行うことになります。
対人の方が緊張してしまうから、マイクに向かって話す方がやりやすいという人もいるかもしれませんが、おそらく多くの人は、1対1で集中して人相手に行えるIELTSのスピーキングの方がやり易さを感じるのではないでしょうか?
試験時間が短い
次に、試験時間がIELTSの方が短いというメリットがあります。
IELTSのリーディングは60分、リスニングは実質30~40分に対して、TOEFLのリーディング、リスニングの試験では、それぞれ60~80分と長くなります。
より集中力が必要とされることになるでしょう。ただし、IELTSの場合は、スピーキングの試験までにかなり待ち時間が空くことがあります。(会場による)
スコアが切り上げ算出される
最後に、スコアの算出方法です。IELTSでは切り上げ式で、スコアが算出されます。
例えば、リスニング7.0、リーディング7.0、ライティング6.5、スピーキング6.0となった場合、平均は、6.625ですがこの場合、Overallのスコアは7.0となります。
そのため、Overallでのスコアメイクが比較的しやすいのもメリットの1つとなります。
英語学習としてIELTSを選ぶメリット
次に特に特定の目的はないが、「とにかく英語力をあげたい」と思っている方に向けて、IELTSを学習するメリットを紹介します。
全ての技能を学べる
IELTSでは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングと全ての技能が出題されます。
試験学習となるとどうしても、リーディング、リスニングが中心となることが多い中、ライティングやスピーキングを試験対策を通して体系的に学ぶことができるのが大きな魅力です。
よく
という質問を受けます。
英語の試験と聞くと、何かテクニック的なものがあれば点が取れてしまい、実際の英語力と直結しないのではないかと思う方も少なくはないかもしれません。
ですが、IELTSは付け焼き刃的な知識やテクニックではむしろいいスコアを取ることは難しく、バランスのいい英語力がそのままスコアにあわわれる試験です。
「英語を勉強したいが、闇雲に勉強するにはモチベーションが上がらない、、」
「かといって試験に偏りすぎて実践的でないものは好ましくない、、」
IELTSはそんな方におすすめできる試験です。
色々なジャンルの出題があり面白い
IELTSでは、問題のジャンルが幅広く出題されます。化学、芸術、ビジネス、環境、教育、、など自分の得意なジャンルやあるいは、全く知識のないジャンルに関しても出題され、内容自体が興味深いものも多いです。
そのため、毎回同じような話に飽きてしまうということは比較的少ないのではないでしょうか。
イギリス英語を学べる
IELTSでは、イギリス英語がメインとなります。日本の場合、学校では通常アメリカ英語を習うので、イギリス英語に興味があるという方はいい勉強になるはずです。
「イギリス英語を勉強するとアメリカ英語がわからなくなってしまうのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、発音や使われる単語や表現がやや異なるだけでベースは変わらないので安心してください。