こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・IELTSスピーキングのPart2の例を交えた具体的な答え方
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、12年間に渡って1,500人以上の日本人を指導。
長年で培った知識をこのブログを通して執筆しています。
IELTSスピーキングPart2の採点基準
IELTSのPart2は試験官との会話ではなく2分間のスピーチなので、最も苦手とする人も多いはず。
苦手な原因はいくつかあると思いますが、答え方について知らない人が多いと思うので、参考にしてみてください。
まずはじめに知っておくべきことはIELTSのスピーキングの採点基準です。
- 流暢さ
- 文法
- ボキャブラリー(単語)
- 発音
この4つに沿って採点がされます。
スピーキングにおいて、試験官はアイデアの立派さを採点することは絶対にありませんし、意外かもしれませんが、トピックからやや逸れてしまう内容になったとしても問題ありません。
ただ、トピックから逸れてしまっても問題がないというのは、トピックを変えていいというわけではなく、あくまでも元のトピックから話を発展させてしまうことは問題ないということです。
IELTSスピーキングのPart2の答え方
Describe a website you have bought something from.
You should say:
What the website is
what you bought from this website
how satisfied you were with what you bought
and explain what you liked and disliked about using this website.
※IELTS公式問題集14 Test4より引用
アイデアとしては、
- Amazon
- メルカリ
- 楽天
- e-bay
などが挙げられるでしょうか?
もちろん、無名の個人の販売サイトでもなんでもOKです。
こんな感じで話がずっと続くと思います。
問題では”Describe a website you have bought something from”と書かれているので、自分の経験として何か物を買ったことがある「ウェブサイト」を軸として話を展開させる必要があると思っていませんか?
これは間違いで、「既にモバイルバッテリーをAmazonを通して買った」という事実を伝えるだけで十分で、少しぐらい話が逸れても問題ありません。
そしてもうひとつ。多くの人が勘違いしているのが、与えられている箇条書きの質問に答えなければならないということ。
箇条書きの質問は採点基準に含まれていないので、答えなくても全く問題ありません。
IELTSスピーキングのPart2においてアイデアや方向性は重要ではない!
繰り返しになりますが、試験官はあなたの英語力を採点しています。
生徒さんにはレッスンでいつも言っていますが、「試験官は自分の能力を最大限に引き出してくれる味方なんだ。」と考えを変えることが大切です。
ぶっきらぼうな試験官もいるかもしれませんが、その方はただ真面目なだけであって、マニュアルに沿ってスピーキングを進行しているだけです。
決して受験者をあえて緊張させるために振舞っているわけではありません。
まとめ
『IELTSスピーキングのPart2の答え方を例題で解説します』についてまとめました。