IELTSスピーキングで使えるフレーズは、Part3で理由に困ったときの”natural”と”human nature”です。「普通だから」「自然だから」という理由も、この2語を使えば十分な解答になります。
IELTSのスピーキングではアイデアの立派さは採点基準に入っていないため、この記事を読めば、理由が浮かばない設問でも止まらずに答えを組み立てられるようになります。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
natural・human nature以外の理由表現のバリエーションも増やしたい方には、スピーキング必須構文58選をLINEで配っています。
IELTSスピーキングで使えるフレーズ①:natural
理由が思いつかないときは、「自然と」という意味のnaturalを使えば、「そういうものだから」という理由として成り立ちます。
IELTSのスピーキングはなにかと理由が常に求められるもの。基本的には試験官の質問に対して結論を述べた後に、理由や具体例をつけてプラスアルファの情報を足していきますが、理由が思いつかないといった方は多いのではないでしょうか?今回は主にPart3で使える、理由が思いつかない方へのとっておきの表現をご紹介します。
naturalの例題①

No, I don’t necessarily think so. I think boys naturally seem to prefer playing with “boys’ toys” and girls with “girls’ toys”. When I was young I had toy cars, trucks, guns and things like that, whereas my sister always wanted to play with dolls. I don’t suppose it really matters if a boy plays with a doll or a girl plays with a toy car, but children learn quickly what toys are supposed to be for boys and for girls.
今回は”No”で答えましたが、日本語でもなかなかアイデアが出てこない問題です。
Noに対しての理由があるとしたら何がありますか?内容を整理してみましょう。
真っ先に出てくる答えがこの「自然と」であったり「普通に」であったりするのは、私だけではないと思います。これといった理由がなくてもいいんです。
ですので、理由はこれで十分です。もちろん、「naturalである」と述べた場合には、普通であるということをイメージさせてあげる具体的な例を繋げましょう。
今回の解答の4文目(I don’t suppose 〜)以降がそこに該当します。
naturalの例題②

20世紀ではどんどん超高層ビルを(人類は)建てました。それはなぜだと思いますか?
頭の中で思いつきそうな理由
「高い建物を建てたいと思うのは人間として自然なことじゃないの?」(もっと科学技術を進歩させたいと思うのは普通だから)。これだけで大丈夫です。今回もnaturalという単語を使えば以下の解答のように答えることができます。
Part3で理由を述べるときは、意見の言い出しがthinkばかりにならないことも大切です。guessやsupposeなどの言い換えはthinkの言い換え表現の使い分けで紹介しています。
IELTSスピーキングで使えるフレーズ②:human nature
human natureは「人間の本性」という意味で、「それって人間にとって普通のことでしょ」と言いたいときの理由に使えます。こちらも”nature”に関連した表現です。
これといった理由が思いつかず、「それって普通でしょ」と言いたい時に使うことができます。
human natureの例題①

Why do you think some people like to help other people?
なぜ(いくつかの)人々はほかの人を助けるのが好きだと思いますか?
頭の中で思いつきそうな理由:
「いや、普通に助けるべきだと思うから助けるんでしょ?」
逆にこれ以外あまり見つかりません。もしあったとしても少し考える時間が必要です。ここでhuman natureという表現があります。
日本語訳は「人間の本性」という意味です。つまり、「人間にとって普通のこと」という意味になります。
こんな時に今回のhuman natureという名詞が活躍します。ちなみに、上の解答で「I don’t have a definite answer for this」と曖昧な結論で答えている部分があります。これは時間を稼ぐための表現で、フィラーと呼ばれています。
naturalとhuman natureは、どちらもPart 3で結論から理由をつなぐときに使える表現です。
- natural:「自然と」「普通に」という理由を言いたいときに使う(例:it is a natural human desire to build something tall)
- human nature:「人間にとって普通のこと」という理由を言いたいときに使う(例:people help others because that is our human nature)
スピーキングのアイデアに正解はありません。慣れていない方にとっての第一ステップは、止まらず喋り続けることです。今回紹介した「普通」や「自然」といった表現を覚えておくだけで理由の紐付けが簡単になるので、ぜひ実践でも導入してみてください。スピーキング全体の練習の進め方は独学でできるスピーキング対策の手順にまとめています。
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