IELTSリスニングのスコアを上げるには、先読み・メモの取り方・言い換え・スペルミス対策・頻出シーンの理解という5つのコツを押さえることが近道です。リスニングの音声は一度しか流れないため、聞く前の準備と聞いた後の復習の仕方で差がつきます。
この記事では、5つのコツをそれぞれの実践方法とあわせて解説します。読み終える頃には、聞き取れた情報を得点に変えるための具体的な動き方が分かります。
この記事の執筆者

RikuとKohei(IELTS講師・二人ともIELTS Overall 8.0)。2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設されたスクールを運営し、12年間で1,500人以上の日本人を指導してきました。その経験と公式情報の裏取りをもとに、このブログを執筆しています。
( note:【IELTS攻略チャンネル】スクール生の実績 )
5つのコツをさらに体系立てて身につけたい方には、問題タイプ別の解き方からシャドーイングのやり方までまとめたIELTSリスニングロードマップをLINEで無料配布しています。
IELTSリスニングの概要
まずは、リスニングの概要をまとめます。
問題の構成
| Part 1 | 日常に関するトピック(ダイアログ) | 10問 |
| Part 2 | 日常に関するトピック(モノローグ) | 10問 |
| Part 3 | アカデミックなトピック(2〜3人の会話) | 10問 |
| Part 4 | アカデミックなトピック(モノローグ) | 10問 |
スコア
| スコア | 5.0 | 6.0 | 7.0 | 8.0 |
| 正解数 /40 | 16-17 | 23-25 | 30-31 | 35-36 |
もう少し詳しく知りたいという方は、【完全版】IELTSのリスニングの構成と対策を参考にしてみてください。
IELTSリスニングのコツ1. 先読み
リスニングでスコアアップをする中で、もっとも重要なことの1つが先読みです。
ここで言う先読みとは、リスニングの音声が流れるまでの空白の時間を使って、問題文を先に読むことを指します。IELTSのリスニングでは、Part毎に先読みの時間が数十秒ほど設けられています。
なぜ先読みが重要なのか?
IELTSのリスニングは、音声のスピードが早く、専門性の高い内容なので、「聴く」という行為だけで全てを理解するのは至難の業です。
ですので、音声を聞いて全て理解しようとするのではなく、問題文を事前に読み、何が聞かれているのか?何の情報を抜き出す必要があるのか?を明確にしておく必要があります。
これができるだけでも、十分なスコアアップにつながります。
先読みの練習法
「先読みが間に合わない。」「最後まで読めないことがある。」と悩んでいる人は、普段から問題を解く際に、全て読んでから(一時停止して)、音声を聞いて解いてみましょう。
スコアが変わらないという方は、そもそも問題文や選択肢の意味を取り違えている可能性があります。
スコアが上がった方は、以下の方法で先読み方法を見直していきましょう。
- 設問で意味が分からなかった単語は復習して覚える
- 読み終わらない場合は、割り切っていくつか捨てる
- 問題分の重要な箇所に下線を引く
先読み力=リーディング力
先読みでは、素早く問題文を理解する能力が求められるので、リーディング力が上がると、それに伴ってリスニング力も向上します。
リスニングに伸び悩んでいる人はまず、リーディング力をつけることでリスニングにつながる可能性があります。
IELTSリスニングのコツ2. メモの取り方
2つ目のコツは、メモの取り方です。IELTSのリスニングでは、各パートの最後に1分半、そして問題が全て終わった後に10分間(パソコン受験の場合は2分)、解答用紙に答えを書き写す時間が与えられます。
つまり、音声を聞いている時のメモは、テキトーでOKです 。音声を聞いた時に、完璧にスペリングしようとすると、スペルを書いているうちに次の問題へ、スペルを思い出している間に次の問題へ、ということが起こってしまいます。
特に、パート1と4では単語の書き取りの問題が出題されるので、メモはほどほどに。
例えば、正解が「thermometer(温度計)」の場合、「サモメ」「おんどけい」など、自分でわかる範囲でメモをしておきましょう(この時複数形なのか、単数形なのかに必ず注意しましょう)。
IELTSリスニングのコツ3. 言い換え
3つ目のコツは、言い換えです。IELTSでは、リスニングとリーディングどちらも、「問題文→本文」「問題文→音声」といった言い換えが非常に多いです。これがわかると問題が解きやすくなるので、復習する際は、必ず言い換えを意識するようにしましょう。
例えば、
~They can actually cause damage.(音声)
引用元:Cambridge IELTS 12 Test 5
この問題では、空欄の前のresult in〜と音声のcauseが言い換えられており、どちらも「〜を引き起こす」という意味で使われています。これは頻出の言い換えですが、もし初めから知っていれば問題を解くのがかなり楽になります。言い換えを知ることは、IELTS学習の中でも特に効率的な対策です。
IELTSリスニングのコツ4. スペルミス
まずはスペルミスを減らすことが、一番簡単にスコアアップにつながる方法です。そして、リスニングの問題はほぼ毎回、約半分が単語の穴埋め問題です(Part1と4)。
聞こえてきた単語をそのまま書き取るのですが、ここでスペルミスがあると不正解となります。特に、固有名詞の最初を大文字にし忘れる、単数と複数を間違えてしまう、といったのはよくあるミスなので注意しましょう。
また、これは意外と知られていないのですが、答えを全て大文字で書くこともOKです。迷ったときは、最初から全て大文字で書くと決めておくのも一つの方法です。
こちらは書き取りで過去に出題された単語のまとめです。スペルミスの参考にしてみてください。
IELTSリスニングのコツ5. 頻出シーンを理解する
IELTSのリスニングの問題では、パート毎に頻出シーンがあります。シーン毎に、話の流れとその後の展開を事前に多く知っておくことができれば、本番でどのような話がされるかを推測しやすくするでしょう。パート毎の頻出シーンまとめたので参考にしてみてください。
パート1
- 旅行代理店への問い合わせ
- お祭りの日程、特徴まとめ
- 宿泊施設への問い合わせ
パート2
- 街の交通状況に関して
- ミュージアムのアナウンス
- 地図の説明
パート3
- プレゼンのまとめ
- ケーススタディのまとめ
- 実験のまとめ
パート4
- 環境に関して
- ビジネスに関して
- 動物に関して
事前に公式問題集をたくさん解いておくと、シーン別の単語力も強化できます。
IELTSリスニングのスコアアップにつながるコツを5つまとめました。
- 先読み。苦手だったら練習あるのみ。リーディング力が先読み力に繋がる。
- メモの取り方。メモは完璧じゃなくてもOK。ほどほどに抑える。
- 言い換え。復習のときは言い換えに着目することで次回に活かせる。
- スペルミス。スペルに不安がある場合は全部大文字でOK。
- 頻出シーンの把握。よくあるシーンは事前に知っておくべき。
シーンごとの単語力も強化したい方には、頻出度順の7000語IELTS単語帳を公式LINEでまとめて配っています。
【無料】LINE限定特典セットでIELTS対策を完全マスター
公式LINEでは、4技能それぞれの対策教材や単語帳など、ブログには載せきれないIELTS対策のノウハウを配っています。友だち追加のあとに届くかんたんな質問に答えるだけで、有料級の特典をまとめて受け取れるので、ぜひ登録してみてください。
完全攻略ロードマップ(合計1397ページ)を無料配布中
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能それぞれを1冊ずつにまとめた完全攻略シリーズです。例題付き解説で、初心者から上級者まで対応しています。
スクール生の「生の声」をYouTubeで公開中
高校生・主婦・40代の方まで、実際にスコアを伸ばしたスクール生のインタビューを公開しています。どう勉強してスコアが伸びたのか、生の声で確認できます。
スクール生の実績まとめはnoteで公開中
OA7.0・OA8.0の達成者多数。スクール生がどれくらいの期間でどこまでスコアを伸ばしたのか、実績の詳細をnoteにまとめています。













