こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・IELTSリーディング Not Givenの可能性を検証
当校について
2009年にカナダ初の日本人講師陣によるIELTS専門校として創設され、11年間に渡って1,000人以上の日本人を指導。
長年で培った知識をこのブログを通して執筆しています。
IELTSリーディング Not Givenの可能性?
今回はIELTSリーディングの、TRUE/FALSE/NOT GIVENの問題に関してお話していきます。そもそも TRUE/FALSE/NOT GIVENの問題とは下のような問題です。
問題文が、正しければ、TRUE、間違っていれば、FALSE、判断できない場合は、NOT GIVENとなります。IELTSのリーディングではおなじみのこの問題ですが、当校で話しているTipsの1つに、もし、問題文に、比較級、最上級が含まれている場合、NOT GIVEN になりやすい。というものがあります。
ただ実際には、YESまたはFALSEになる場合もあり、悩んだ場合には、NOT GIVENの可能性が高いという伝え方をしています。今回は、実際にどれだけのパーセントでNOT GIVENになるのかを検証し、結果を共有したいと思います。使用する問題は、今回も公式問題集(11~14)計4冊をしようしたいと思います。
それでは早速結果をみてみましょう。
結果
シリーズ | 比較級/最上級の問題の数 | NOT GIVENの数 | 割合(%) |
11 | 5 | 4 | 80% |
12 | 9 | 5 | 55% |
13 | 5 | 3 | 60% |
14 | 4 | 2 | 50% |
計 | 23問 | 14問 | 60% |
このような結果となりました。全体の割合としては、60%がNOT GIVENになるという結果です。過半数は超えているので可能性としてはやはり高いとは言えますが、TRUE/FALSEになる場合ももちろんあるので注意しましょう。
このように問題によっては、この回答になりやすい。という傾向のようなものは存在しますが、あくまでも可能性で、例外はもちろんあるのであまり、傾向やTipsなどにとらわれ過ぎないということも大切ですね。