今回はIELTSスピーキングで6.0以上を狙う場合における発音の重要性に関してお話していきます。
これまで多くの生徒様とスピーキングのレッスンをしてきましたが、発音を意識している人はあまりいないというのが正直な印象です。
ですが、発音は実は短期的にスコアをあげるには鍵となる部分です。
今回はどのように発音を練習し、どの発音を特に意識するべきかとう所に注目し説明していきたいと思います。
まず、IELTSスピーキングで6.0以上の発音の評価基準を確認しましょう。
・ 幅広い発音の特性を使用できるが、コントロールは不
安定
・ 特性を効果的に使用できる場合もあるが、一定してい
ない
・ 概ね理解しやすいが、個々の単語の発音の間違いや不
明瞭な音が時おり混じる
いかがでしょうか?簡単にまとめると、ある程度はできているが、まだ不安定な部分もあるといった感じですね。
つまりIELTSスピーキングで6.0以上を狙う場合、完璧な発音の理解はいらないということですね。
では何を抑えるべきなのか?これを詳しくみていきましょう。
まずは母音のこの3つの音が非常に重要です。
[ æ ][ ʌ ][ ɔː ]
発音記号をみて違いを説明できるでしょうか?
[ æ ]
apple/ant/bank/cap/hat/bag/back/Japan
[ ʌ ]
up/bus/bug/buzz/truck
[ ɔː ]
ball/bought/pause/thought/law/all/
日本語の「ア」「オ」に近い音ですが、どれも全て発音が異なります。発音は細く学習していくと微妙な違いが大きくあり、そこまで完璧に習得するするには途方もなく感じてしまうと思いますが、これらは母音の中で絶対に抑えるべき3つの音と言えます。それぞれまずは、1つ1つの単語を発音して練習してみましょう。音声のソースはYouTube等で簡単に見つけることができます。
ポイントはまずは、どのように音を出すのか理解し、1つ1つの単語で練習することです。日本語の発音とは全く違うものだと思い1から覚える気持ちでやりましょう。
単独で音が出せるようになってきたら今度は、文章で練習してみましょう。例えば
I bought some apples in the store. 文章にした時に、boughtの[ ɔː ]、apple の[ æ ]正しく発音できたでしょうか?
これらの発音を含んだ単語を使って文章を作り練習を重ねましょう。
最後に、Tongue Twister(早口言葉)をやってみるのもいい練習になるでしょう。実際に私も発音の学習の際にはよくやっていました。
例えば今回の場合、
Betty Botter bought some butter
But she said the butter’s bitter
If I put it in my batter, it will make my batter bitter
But a bit of better butter will make my batter better
正しく早くいうことができますか?このTongue Twisterは、今回の[ æ ][ ʌ ][ ɔː ]を練習することができるものですね。
今回は、[ æ ][ ʌ ][ ɔː ]この3つの音を紹介しましたが、次回その他の抑えるべき発音を紹介していきます。
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